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東京都立大学の曹芙蓉大学院生と吉川聡一助教、山添誠司教授は、固液相分離型二酸化炭素(CO2)吸収材の吸収速度を2倍に向上させた。吸収液がCO2を吸うと固まるため、吸った分だけを吸収液から分離回収できる。直接大気捕集(DAC)システムの効率向上につなげる。 イソホロンジアミン(IPDA)がCO2とカルバミン酸を作る反応を利用する。IPDAを水に溶かして吸収液とし、CO2を吸わせて沈殿させる。固体を分 …