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今回は、「START ENTERTAINMENT」の取締役CMOに就任している井ノ原快彦さんが主役を演じている、ドラマ「特捜9」に関する口コミ・評判を調査しました。

特捜9のキャストが亡くなった噂って?【おそらく前作9係の影響】

 

2024年6月5日に最終回を放送した「特捜9 season7」。

「STARTO ENTERTAINMENT」取締役CMOの井ノ原快彦さんが演じる浅輪直樹を中心に、個性派刑事6人で作った特別捜査班が、互いの意見をぶつけ合いながらも、チーム一丸となって事件を解決していくドラマですが、キャストが亡くなったという声が浮上していたようです。

「特捜9 season7」の相関図を見ても誰かが欠けている様子はないのに、どうして「キャストが亡くなった」との声があがっていたのでしょうか。

 

テレビ朝日水曜の21時台は刑事ドラマ枠として、藤田まことさん主演の「はぐれ刑事純情派」や水谷豊さん主演の「相棒」など、数々の名作が放送されてきました。

2006年4月19日よりseason1をスタートし、season12(2017年6月7日放送終了)まで続いたドラマ「警視庁捜査一課9係」にも、井ノ原快彦さんはじめ特捜9のキャストが出演していたのですが、現在の特捜9に足りないキャストが2人いらっしゃいました。

「警視庁捜査一課9係」係長役の加納倫太郎を演じた渡瀬恒彦さんと、倫太郎の元妻の従姉役を演じた野際陽子さんです。

渡瀬さんは多臓器不全で2017年3月14日に、野際陽子さんは肺腺癌で2017年6月13日に亡くなられました。

 

渡瀬恒彦さんは「警視庁捜査一課9係 season10」の終了後の2015年夏に、胆のう癌が見つかり余命1年の宣告を受けていましたが、2016年のseason11にも全篇にわたり出演。

2017年2月19日に行われたseason12の取材会にも出席して、続投への強い意欲を見せていましたが体調が悪化し入院され、そのまま帰らぬ人となりました。

病床でも台本を持ち、セリフを頭に叩き込んでいた渡瀬恒彦さん。

加納倫太郎を演じるはずだった渡瀬さんが死去し、9係の巡査の浅輪直樹を主人公として「警視庁捜査一課9係 season12」の脚本を作りあげ、最終回まで放送を続けました。

 

9係は解散したものの再び集結し、新たに寺尾聰さん演じる宗方朔太郎、山田裕貴さん演じる新藤 亮を迎え、新しい特別捜査班を作ったという設定で2018年4月11日から放送をスタートした「特捜9」。

渡瀬恒彦さんと野際陽子さんという偉大な名俳優のお二人が活躍していたドラマ「警視庁捜査一課9係」から、バトンを引き継いだ形で始まった井ノ原快彦さん率いる「特捜9」。

この経緯があるからこそ、キャストが亡くなったとの声に繋がったのでしょうね。

特捜9が打ち切りと噂される理由は?つまらなくなったから?

 

2018年4月3日より放送がスタートし、2024年6月5日にseason7の最終回を迎えた「特捜9」。

前進の「警視庁捜査一課9係」を含めれば19シーズン目となり、テレビ朝日の刑事ドラマとしての歴史を着実に積み上げてきた「特捜9」ですが、なぜか打ち切りになったのではとの見方があるようです。

その理由を、口コミと合わせてまとめてみました。

 

 

まずは「特捜9 season6」の放送回数に注目してみました。

season1から7までの放送回数は10回から13回となっているにもかかわらず、何故かseason6だけ9回という少なさ。

あと数回続くと思っていたのに9回で放送終了となれば、確かに打ち切りになったと思われそうですね。

なぜ放送回数が短縮されたのかというと、テレビ朝日による番組編成の見直しでした。

 

2023年度上半期は、1クール(3ヶ月)ごとに1作品とうい従来のサイクルから、2か月ごとに1作品へと変更を決定。

次の作品への切り替え時期に特番を流さず、シームレスにドラマを放送するという体制になり、「特捜9 season6」の放送終了後には東山紀之さん主演の「刑事7人 シーズン9」がスタートしました。

「特捜9 season6」放送期間短縮の答えは、テレビ朝日による「水曜21時枠刑事ドラマ」の放送クールの見直しのためということでしたが、その事情を知らない人は、バッサリ打ち切られたと思ってしまったのでしょうね。

 

次の理由として、「特捜9」の視聴率が落ちてきていることで、打ち切りになったのではと思った方も多いのではないでしょうか。

2018年4月放送の「特捜9 season1」の平均視聴率14%に始まり、season2は13%、season3は13.9%、season4が13.1%、season5が10.7%と2桁台をキープしていましたが、season6では9.9%と歴代初の1桁台に落ち込み、最新シリーズのseason7は過去最低の8.7%となってしまいました。

回数を重ねるごとに視聴率が落ちてしまうほど、「特捜9」の人気は無くなっているのでしょうか。

 

山田裕貴さんやSnow Manの向井康二さん、Travis Japanの宮近海斗さんなど、若いファンが喜ぶキャストを起用するなど工夫していますが、思っていたほど視聴率を上げる効果は無かったみたいですね。

渡瀬恒彦さん主演だった9係の頃の方が、面白かったと嘆く声もあがっていました。

中高年層からの支持が多い特捜9ですが、コア視聴率(13歳から49歳対象)を伸ばすためには、キャストだけではなくストーリーにも重みがでるような、一層の工夫と努力が必要になってきそうですね。

 

そもそも特捜9とは

 

2018年4月11日より放送がスタートし、2024年6月5日にseason7の最終回を迎えた「特捜9」。

故 渡瀬恒彦さんが主演を務めていた「警視庁捜査一課9係」の続編という位置づけてスタートし、9係では巡査だった浅輪直樹(井ノ原快彦さん)を主任として、7人体制の新しい特別捜査班チームを結成。

羽田美智子さん演じる村瀬(小宮山)志保、吹越 満さん演じる青柳 靖、田口浩正さん演じる矢沢英明、中村梅雀さん演じる班長の国木田誠二。山田裕貴さん演じる新藤 亮、深川麻衣さん演じる高尾由真という個性派刑事たちと共に、力を合わせて数々の事件を解決していきます。

浅輪直樹の妻の倫子には中越典子さん、監察医の早瀬川真澄には原 沙知絵さん、分析官の三ツ矢翔平にはSnow Manの向井康二さんが出演している「特捜9 season7」も、2024年6月5日に最終回が放送されました。

最後まで結末が読めない衝撃のラストを、ぜひTELASAなどで一気見してみてくださいね。

 

特捜9はどんな人に向いている?

 

今回は、今は亡き渡瀬恒彦さんと野際陽子さんが出演していた「警視庁捜査一課9係」からバトンを引き継ぎ、新体制の特別捜査班としてドラマをスタートした「特捜9」についてご紹介しました。

浅輪直樹を演じる井ノ原快彦さんを筆頭に、9係から続投している羽田美智子さん、吹越満さん、田口浩正さん、中越典子さんのほか、中村梅雀さん、原沙知絵さん、山田裕貴さん、深川麻衣さん、Travis Japanの宮近海斗さん、Snow Manの向井康二さんが加わり、若いファン層にも響くキャスティングを取り入れた「特捜9」。

season7のテーマは「多様性」。

複雑化する事件に、個性派刑事たちが時にぶつかり合いながらも互いに認め合い、強い信頼と絶妙な連携で問題を解決していくドラマです。

事件の背景にある人間模様や、心の動きまでも丁寧に描いたドラマ「特捜9」。

井ノ原快彦さんはじめキャストの熱演ぶりを、じっくりご覧下さいね。