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1995年の阪神淡路大震災から今年2024年の能登半島地震までに起きた激甚災害は、単なる局所的な自然災害にとどまらず、日本全体の様々な脆弱性を一気に露呈させました。特に元旦に発生した能登半島地震は、今後日本が数10年かけて経験することになっていたはずの「緩慢な死」をわずか1日で再現してしまった出来事だった、と考えることができます。 今、日本に求められているのは、震災からの復旧ではなく「全く新しい復 …