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現在、国内では中間処理業者が回収した自動車の排ガス触媒(マフラーに装着した触媒コンバーターなど)やリチウムイオン電池の一部はリサイクル会社による分別や解体、選別を経て、粉砕/焙焼され粉末化される。これらの粉末に対して、多くのリサイクル会社は製錬工程で湿式製錬法の1種である溶媒抽出法を活用しレアメタルを回収している。 しかし、現行の溶媒抽出法は大量の有機溶剤や無機酸(硫酸や塩酸など)を用いてレアメタ …