>モンゴルの中央部にあるカラコルム。チンギス・ハーンのモンゴル帝国の首都でしたが、現在は一部の遺跡と少数民族が暮らすだけの平原です。世界的な建築家である隈研吾さんが日本の企業と合同でこのカラコルムの都市開発に参加したのです。これは将来カラコルムを新たな新首都にすることまで見据えた国家プロジェクトです。
>「都市の一部の地域計画みたいなものは任されたこともあり、世界中で依頼を受けていたが、これだけ規模感のあるものは初めて」(隈研吾さん)
>モンゴルの現在の首都はウランバートルですが、ここにモンゴルの人口345万人のおよそ半数が集中しています。そのため交通渋滞や電力不足などの都市問題が深刻化。モンゴルの大統領の指示のもと、かつての首都カラコルムを新首都にすることを目指して開発する長期ビジョンを公表しました。そこで2030年までにカラコルムに全く新しい都市を作ろうとしています。
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