球団10人目のMLBオールスターで一発…日本人ではイチロー以来2人目
【MLB】ア・リーグ ー ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)
メジャーリーグのオールスター戦が16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われ、ドジャース・大谷翔平投手はナ・リーグの「2番・指名打者」で先発出場。第2打席でオールスター自身初本塁打を3ランで飾った。
夢舞台で豪快弾をかっ飛ばした。3回無死一、二塁打での第2打席、タナー・ハウク投手(レッドソックス)から豪快右越えアーチ。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)、角度29度の完璧弾だ。球場は大歓声に包まれた。
オールスター通算8打席目で待望の初アーチ。日本選手がオールスターで本塁打を放ったのは2人目の快挙。2007年イチローのランニング本塁打のみで、柵越えは初めてだ。また、ドジャース選手の本塁打は1996年マイク・ピアザ以来10人目の快挙となった。
初回の第1打席は四球で出塁。ハーパー(フィリーズ)の二塁打で三塁に進んだが、後続が凡退して先制のホームを踏めなかった。そして次の打席で豪快な一発を放った。
2021年に史上初の「1番・投手」で投打同時出場。2打数無安打に終わったが、1回無失点で勝利投手になった。2022年は後半戦初戦に先発するため登板回避も、「1番・DH」で先発出場。初回にカーショーから中前打を放ち、球宴初安打を記録。1打数1安打1四球だった。2023年は「2番・DH」で先発出場し、1打数無安打1四球だった。
日本人野手の4年連続スタメンはイチロー以来2人目。MVPも2007年イチローだけだ。日本人2人目のMVP受賞へ猛アピールした。
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