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日本初の月面着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人探査機「SLIM(スリム)」。明治大学教授の鎌田弘之は、月の画像からクレーターを識別する技術を提供し、世界初となる誤差100メートル以内の「ピンポイント着陸」実現に貢献した。 幼少期から父の趣味の影響で電子工作に親しんだ。電気街の東京・秋葉原で電子部品を仕入れてもらい、小学生のときにトランジスタラジオ、中学生ではデジタル時計を自作し. …