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ICONS of Urban Art 制作委員会は、ヨーロッパにて⾼い⼈気を誇るアーバン・アートと現代アートに特化した美術館 Museum of Urban and Contemporary Art(MUCA)が所蔵するコレクションを紹介するテレビ朝⽇開局 65周年記念『MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~』(以下、MUCA展)が、東京・森アーツセンターギャラリーにて、本日 3⽉ 15⽇(⾦)から 6月 2日(⽇)まで開催されます。

 

ドイツ・ミュンヘンの中⼼部にある変電所跡地に所在し、アーバン・アートや現代アートにおける 20・21世紀の最も有名なアーティストの作品を展⽰している MUCA。
2016年の開館以来、アーバン・アートの分野での作品収集の第⼀⼈者として、1200点以上の作品を収蔵しています。

MUCA展では、MUCAから現代の都市空間で発達した新しいアート・視覚芸術として、壁や建物、道路や橋などの公共の場所にアートを描き、時に政治的、社会的なメッセージを⼈々に訴えかけるアーバン・アートのアイコンとも⾔える先駆者たちの⽇本初公開の作品を含む 60点以上を展示しています。

 

 

水上恒司さんコメント:

MUCA展東京会場公式アンバサダーに就任しました、水上恒司です。
僕の創作活動は独学で勉強してきた我流ですが、そんな僕だからこそ独⾃の⽬線で伝えられる⾔葉だったり、意⾒があると思うので、僕ならではの感性で MUCA展を楽しみ、多くの⽅に広められるようにしたいです。

僕⾃⾝の創作活動もそうですが、MUCA展を観て、本業である役者としても豊かな表現ができるように頑張っていきたいと刺激を受けました。
来場される皆様にも、アートに触れて、それぞれの時間の中で、何か刺激になったらいいなと思います。

水上恒司さんのプロフィール
199年⽣まれ、福岡県出⾝。ドラマ「中学聖⽇記」で俳優デビュー。
2020年には『弥⽣、三⽉-君を愛した 30 年-』でスクリーンデビューを果たすと、同年に公開された『望み』『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』での演技が評価され第 33回⽇刊スポーツ映画⼤賞⽯原裕次郎新⼈賞、第 44 回⽇本アカデミー賞新⼈俳優賞を受賞。2021 年には NHK ⼤河ドラマ「⻘天を衝け」にも出演し、その熱演が話題を呼んだ。近年の主な出演作は映画『そして、バトンは渡された』(21)、『死刑にいたる病』(22)、『OUT』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)、NHK 連続テレビ⼩説「ブギウギ」、テレビ朝⽇ドラマプレミアム「⻩⾦の刻」への出演が控えている。俳優業の傍ら始めた絵画制作は趣味の域を超え、2022年12月には⾃⾝初となる個展『水上恒司展 Inside the Head-若さ故の無秩序-』を開催した。

 

■プレスセッション

 

公式アンバサダーに俳優の水上恒司さんと、音声ガイド担当の声優・俳優の木村昴さん、そして、ドイツからMUCA創設者のクリスチャン・ウッツさんが、開催前日にあたる 3月 14日のプレスセッションに登壇されて、アーバンアートに関するトークを繰り広げられました。

 

左から 水上恒司さん、木村昴さん、クリスチャン・ウッツさん

 

MC テレビ朝日アナウンサー 住田紗里さん

 

- アーバンアートについて

 

 

木村さん:
ここ数年、スプレーアートをすることで最近、知るようになりました。

 

 

水上さん:
今回、初めて知りました。

 

 

ウッツさん:
アーバンアートは、ストリートで展開されるアートです。
街中を風景にしてアートを展開していくものです。
今回は、様々なストリートアーチストの作品を展示させていただきます。
彼らが活躍する場は、ストリートだけでなく、スタジオでも様々な作品を展開しています。
バクシーさんは、街中で描いて、サッと立ち去るというスタイルですが、もちろん、スタジオでも描いた作品がありますので、そういった作品も展示しています。
我々に何かを気付かせてくれるもので、そんなに敷居が高いものではないので、アートの世界の入口としてもとらえることができます。
1980年代後半から1990年代前半はバスキアやキースへリングに注目していました。
それから 30年を経て、第2派がやってきて、独自のアートを展開してきています。
彼らが自活していけるようにサポートする活動が始まりました。
今回展示しているものは、21世紀のアイコン的な作品になっていくものと確信しています。

 

 

- 水上さん、アーバンアートについてどう思われますか

水上さん:
公式アンバサダーの仕事をお受けするにあたり、アーバンアーについてあまり知らなかった私でいいんですか?と思うって、先ほど、ウッツさんの奥様であるステファニーさんに言ったら、「そんなことを思う必要はないんだよ」と言われました。
芸術の価値というのはわからないものですね。アートって面白いと思いました。

 

 

- 印象に残った作品をそれぞれ教えてください

 

 

木村さん:
どれもインパクトがあって観ていて興奮しますね。
1つに絞るのは難しいのですが、もともとバンクシーのファンですが、油絵を使った絵があったのを始めて知りました。
アーチストさんのルーツに迫れるのが MUCA展の魅力と思います。
バンクシーのレーダー・ラットという作品が印象的でした。
黒い塗料の上に白い塗料を塗ると白い塗料がひび割れることを最近知ったのですが、レイダー・ラットも割れているの観て、すごく親近感が湧きました。
それほどすごく近くで作品を観ることができます。
素材の細かなところまで観ることができて、想像力を膨らませることができていいなと思います。

 

 

水上さん:
僕の世代の若者たちが目にすることが多い作品の中で、リチャード・ハンブルトンのチャージという馬の絵が一番印象的でした。
展示されている作品のほとんどが、政治やその時代のメッセージを体に宿して、臆することなく、表現している部分が心を打ちます。

 

 

木村さん:
覆面アーチストとかやったらどうですか?(笑)

 

水上さん:
バンクシーとか、顔がばれてないのがいいですよね(笑)

 

 

- 今回のお勧めポイントをおしえてください

ウッツさん:
老若男女誰でも楽しめるような展示会になっています。
今までアートに触れてきていない人にもっても、かっこうの入り口になると思います。
これがアートであるという凝り固まった考え方を持っている方にもぜひご覧いただきたいと思います。
ご覧になったら、ぜひいろいろな方と対話していただきたいです。
受け取り方は人それぞれだと思います。
みなさんにもこれが好き、という作品がきっと見つけられるものと思います。

 

 

- 最後に、みなさんにどのように楽しんでもらいたいですか?

水上さん:
私にとっては芸術に触れるのは、こういった表現方法があるんだという刺激を受けるものなのですが、人それぞれ感じ方はいろいろだと思います。
芸術に正解はないので、思いがけない出会いがあると嬉しいなと思います。

 

木村さん:
アートの味方は自由ですが、美術館に行くのは気が進まないという人でも、難しく考えずに六本木に来たついでに立ち寄ってもらえると、来てよかったと思えると思います。
近くで観るのをお勧めします。でも触らないでください(笑)

 

ウッツさん:
何かお気に入りの1点を見つけてもらいたいと思います。

 

 

木村さん:
最後にウッツさんに質問しても良いですか?
息子さんがドラえもんのぬいぐるみは、下のテレビ朝日ショップで買ったのですか?

 

ウッツさん:
ドラえもんのファンとして購入しました。

 

水上さん:
昴さんの声で聞いているとは限らないですよね?

 

 

木村さん:
そこなのよぉ(笑)
俺がジャイアンだってわからないかも。
ぬいぐるみを持っている姿が可愛かったんで、聞いてしまいました(笑)

 

ウッツさん:
ぜひメッセージをお願いしたいです。

 

木村さん:

よーし、何でもやるよぉ(笑)

 

 

展示作品例

 

左 ヴィルズ (VHILS) 「ディスパーサル・シリーズ #14(消失シリーズ#14)」

右 カウズ(KAWS) 「4 フィート・コンパニオン(ディセクテッド・ブラウン)(4 フィートのコンパニオン (解剖されたブラン版))」

Photo by © MUCA / wunderland media

 

左 インベーダー (INVADER) 「ルービック・アレステッド・シド・ヴィシャス (ルービックに捕まったシド・ヴィシャス)」

右 バンクシー(BANKSY) 「ブレット・ホール・バスト(弾痕の胸像)」

Photo by © MUCA / wunderland media

 

チケット情報

オフィシャルサイト:  https://www.mucaexhibition.jp/

※本展は、事前予約制(⽇時指定券)を導⼊しています。
※当⽇、⽇時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご⼊館いただけます。
※1時間毎の⽇時指定制、EC 販売終了時間は当⽇の各時間枠終了時間の 15 分前まで、各チケット購⼊枚数制限は 5枚までとなります。
※未就学児は無料。⽇時指定券のお申し込みは不要です。
※障がい者⼿帳をお持ちの⽅は当⽇料⾦の半額、介助者は 1名まで無料で⼊場いただけます。⽇時指定券のお申し込みは不要です。直接ご来館のうえ、「美術館・展望台チケット/インフォメーション」(六本⽊ヒルズ森タワー3 階)にて障がい者⼿帳をご提⽰ください。

 

イープラスチケット: https://eplus.jp/mucaexhibition/

森アーツセンターギャラリーオンラインチケット:
https://visit.mam-tcv-macg-hills.com/moriart50_ticket_inventory.html?CATEGORY_CD=0129

 

『開催概要』

展覧会名︓テレビ朝⽇開局 65 周年記念 『MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~』

期間︓2024 年 3月 15日(⾦)~6月 2日(⽇) ※会期中無休
開館時間︓⽇曜⽇~⽊曜⽇︓10:00~19:00(最終⼊館 18:30)、
⾦曜⽇・⼟曜⽇・祝⽇・祝前⽇・ゴールデンウイーク(4/27~5/6)は 20:00 まで(最終⼊館 19:30)
会 場︓森アーツセンターギャラリー
(〒106-6150 東京都港区六本⽊ 6 丁⽬ 10­1 六本⽊ヒルズ森タワー 52 階)
主 催︓ICONS of Urban Art 制作委員会
輸送協⼒︓Luけhansa Cargo AG
企画制作︓Museum of Urban and Contemporary Art
後援︓ドイツ連邦共和国⼤使館

オフィシャルホームページ︓ https://www.mucaexhibition.jp/

 

Photo by © MUCA / wunderland media

 

[MUCA(アーバン・アートと現代アート美術館)]

2016 年にクリスチャンとステファニー・ウッツによって開館された Museum of Urban and Contemporary Art(MUCA)は、ドイツ 初のアーバン・アートと現代アートに特化した美術館。
MUCAは、ミュンヘンの中⼼部、マリエン広場からすぐの変電所跡地に所在し、アーバン・アートや現代アートにおける20・21 世紀の最も有名なアーティストの作品を展⽰している。開館以来、MUCA はこの分野での作品収集の第⼀⼈者として知られており、都市の景観を作品の⼀部として主に収蔵している。現在、1,200 点以上のコレクションを誇り、ヨーロッパでも最も重要なアーバン・アートと現代アートコレクションの⼀つとして認められている。ポップ・アートからニューリアリズムまで、都市環境の中の芸術、抽象絵画、社会・政治問題など、多様なテーマを扱い、25年以上にわたって影響⼒を拡⼤し続けている。

 

(情報提供: MUCA 展_東京 PR 事務局、プレスセッション取材・撮影: 森川 創)