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2月に熊本県菊陽町で開かれた半導体受託製造(ファウンドリー)最大手・台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場開所式での主役は、同社創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏だった。張氏は日本の半導体業界への期待を述べるとともに、生成人工知能(AI)の世界的なブームにおける半導体産業の見通しについても語り、業界の羅針盤としての存在感をあらためて示した。(編集委員・小川淳) 「社内のAI担当者が必要な生産能力を …