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Snapdragon X Gen 2とGen 3が控えている。

クアルコムのSnapdragon Xモバイル・プロセッサは、すでに続編の準備が整っており、まだリリースされていないCPUは、ノートブックPC向けの第2世代および第3世代として、2025年半ばと2027年後半にリリースされる予定です。

VideoCardzが入手したデルの重大なリーク情報には、XPSのロードマップが含まれており、その中にはSnapdragon Xの将来にとって縁起の良い日付も含まれている。

リークされたデルのエグゼクティブ・サマリーには、次世代XPS 13 Plusの性能分析を含む、デルのXPSラップトップ・ラインの将来に関する多くの新しい情報が掲載されている。スライドショーの序盤には、デルのXPSロードマップが掲載されており、XPSのフルステージリリースとそれを実行するハードウェアの計画が明らかにされている。

「QC ORYON V2」と「QC ORYON V3」が掲載されているが、これはSnapdragon Xを動かす新しいOryonコアへの言及である。

デルは2025年半ばにSnapdragon X第2世代を入手し、2026年1月に製品に搭載する予定だ。

XPS 14とXPS 13のモデルには第2世代のSnapdragon Xが搭載されるが、Snapdragon XはXPSファミリーだけでなく、インテルのシリコンも搭載される。

インテルのLunar LakeプロセッサーはXPS 13にも搭載され、TDPは20Wを目指す。

エキサイティングなPanther Lakeは、クアルコムのシリコンとともにXPS 14に搭載され、TDPは40Wになると予想される。

クアルコムはまた、XPS 16 SKUを2027年または2028年にリリースする予定です。

変更される可能性があるリリース日によっては、16インチのラップトップに第2世代または第3世代のSnapdragon Xが搭載される可能性があります。

Snapdragon Xの第2世代は現在のところ完全に未知数だが、デルのスライドには、前世代よりも効率的なチップの絵が描かれている。

デルの次期XPS 13の最大TDPは25.5Wとスライドに記載されているが、Gen2シリコンを搭載した後続モデルは20Wに削減されると推定されている。

Snapdragon X Gen2はまた、14インチのフォームファクターでインテルのPanther Lakeと競合することになり、インテルがわずか2世代前のMeteor Lakeよりも5倍高速になると推定しているチップに対するエキサイティングな挑戦となる。

クアルコムのSnapdragon Xシリーズに関する複数年計画は、このチップに関する誇大宣伝の高まりを追ってきた人々にとってエキサイティングなニュースだ。

このモバイル・プロセッサ・ラインは、アップルのMシリーズやインテルの最新の進歩と競合することになるが、主にスマートフォン向けチップで知られる同社にとっては困難な課題である。

Snapdragon X EliteとPlusがノートパソコンに搭載されるのは2024年半ばで、おそらく6月のComputex 2024が始まる頃だろう。

Snapdragon Xは、Windows上でArmベースのプロセッサの新しい市場を切り開こうとしているが、それはやがて後続のメーカーが現れるだろう。

ソース:Tom’s Hardware – Next-gen Arm Snapdragon X chips for PCs to arrive in 2025 — major Dell leak exposes Qualcomm’s roadmap with ‘V2’ and ‘V3’ models

 

 

 

 

解説:

Snapdragon X Elite V2はMeteorLakeの5倍高速になる?

最近デルの資料が大規模にリークし、その中にSnapdragon X Eliteの次期バージョンについても言及があったようです。

それによると、Snapdragon X Elite V2はMeteorLakeの5倍高速になると主張されています。

本当だとしたらちょっと信じがたい話です。

電力当たりの性能なら話が分かりますが(それでも凄いが)、純粋な性能で5倍というともはやベンチマークなど書けなくても体感でわかるレベルで、すでに勝負になりません。

Intelが慌ててLunarLakeやPantherLakeを矢継ぎ早にリリースしようとするのも納得できる話です。

ここまでSnapdrgonの性能が高いとIntelはちょっと危ないのではないかと思います。

Snapdragon X Elite V2の製品は2026年の半ばに発売されるといわれています。

再来年には今、現役で発売されている最新のノートPCの5倍の性能になるということです。

ムーアの法則の最盛期並みかそれ以上の性能向上でかなりの驚きであるとともにあまりに凄すぎて疑いたくなってきます。

2年後に5倍の性能になるのであれば、x86はもはやすべてごみ箱行きになってしまうのではないでしょうか。

モバイルでこれならば、TDP100Wなり120Wのデスクトップ版が出たらどうなるのでしょうか?

もう言葉を失うレベルです。

正直に言うと、わたくしはこの性能についてはかなり疑っています。

5倍はフカシすぎだと思いますが、倍くらいの性能でも十分凄いとは思います。

もし仮に本当に5倍の性能になるのであれば、WindowsPCの市場がARM一色になってもおかしくはないと思います。

 

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