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今回は逆転裁判5 の口コミ・評判を調査しました。

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逆転裁判5が「ひどい」との声はなぜ?

「逆転裁判5」は、2013年にニンテンドー3DSで発売された、「逆転裁判」シリーズの新章2作目です。

このゲームは「法廷バトル」と呼ばれるジャンルを生み出したもので、プレイヤーは主人公の弁護士となり、無実の罪に問われている被告人を裁判で無罪にすることが目的です。

事件は主に殺人事件で、ゲームは探偵パートと法廷パートに分かれています。

探偵パートでは情報や証拠品を集め、法廷パートでは証人の証言を聞き、矛盾を探し追及することが原則となっています。

前作である「逆転裁判4」からは、それまでの作品で主人公であった成歩堂 龍一の弟子である、王泥喜 法介が中心となって、話が展開されていきます。

また、これまでの2Dグラフィックから一新され、今作からは3Dグラフィックとなり、迫力もパワーアップしました。

手に汗握る証人との駆け引きも健在で、3Dになっても、「逆転裁判」シリーズの魅力は変わることなく引き継がれていることは、ファンにとっても嬉しいのではないでしょうか。

しかし、一方でひどいと感じている方も一定数いらっしゃいました。

以下では、ネタバレ要素が含まれる場合があるので、気になる方はご注意ください。

ストーリー展開

「逆転裁判5」では前章で主人公だった成歩堂 龍一が戻ってきます。

逆転裁判123では、弁護士として持ち前の正義感と「発想の逆転」、「依頼人の無実を信じぬく心」を武器に法廷に立っていました。

しかし、過去の裁判における証拠の捏造によって「逆転裁判4」では、弁護士資格を失った状態で登場します。

黒幕を倒し、捏造の疑いが晴れた成歩堂 龍一は、物語の最後で「もう一度資格を取り直してみようかな」と言っており、成歩堂弁護士復活のフラグが立ちました。

そして「逆転裁判5」では、見事弁護士資格を取り戻し、再び法廷に立つ成歩堂 龍一と、弁護士として前作から大きく成長した王泥喜 法介のW主人公で物語は進んでいきます。

「逆転裁判4」の続編として、過去のストーリーとどんな風に繋がっていくのか、W主人公として、2人がどんな風に関わりあいながら裁判を進めていくのか、ファンの期待が高まる中、そのストーリー展開に物足りなさを感じている方が一定数いらっしゃいました。

物語は、「逆転裁判4」から1年後、崩壊した法廷から始まるという衝撃的な幕開けを見せます。

事件の真実ではなく、勝利を争うことが目的になった「法の暗黒時代」に、成歩堂 龍一は王泥喜 法介や新人弁護士の希月 心音とともに立ち向かっていきます。

「逆転裁判5」は、5つのエピソードと特別編の6話で構成されています。

終盤に向かって盛り上がっていくのですが、最終話とされている4,5話では、証拠品から主人公たちの仲間である希月 心音が疑われてしまい、最終的にはそれを覆して真犯人を暴いていくというのが、大まかな展開となっていました。

しかし、この展開は以前の作品でもあった展開で、実は「逆転裁判」シリーズの第1作目にあたる、蘇る逆転の第5話も同じような展開でした。

証拠品から「茜」というダイイングメッセージが見つかってしまい、成歩堂 龍一の当時の助手の宝月 茜が犯人として疑われるも、最終的にはその疑いを晴らし真犯人を暴くという話だったので、この瓜二つの展開に既視感を覚える方も少なくなかったのではないでしょうか。

また、全体の話の構成としては、1、4、5話が繋がっているストーリーで、2、3話が独立しているストーリーでしたが、これも逆転裁判3のストーリー構成と同じではないでしょうか。

確かにこうしたどんでん返しみたいな要素は、プレイしていてテンションが上がる、面白い要素であることは間違いないと思います。

ただ、今作がそれを意識して作ったのか、もしくは無意識に同じような形のものを作ってしまったのかはわかりませんが、どれだけ面白い要素だとしても、二番煎じだと感じてしまえば、その感動も薄れてしまうのではないでしょうか。

難易度が低くつまらない?

「逆転裁判」といえば、探偵パートで証拠や情報をゲットし、法廷パートでそれらを利用して依頼人を弁護するという法廷バトルがメインとなります。

ゲームの流れとしては、事件発生後、探偵パートと法廷パートを交互に進めることで、物語が進んでいきます。

探偵パートでは、事件の関係者や現場を調べて、法廷パートでの武器となる情報や証拠品を集めます。

証拠品が全て集まったら法廷パートへ進み、証拠品とムジュンする証言を見破りながら、一歩ずつ真実へ近づいていきます。

「尋問」で証人たちのウソをあばいて、事件の真相を明らかにしていくというのが、基本的なゲームの流れとなっています。

この証拠集めや、尋問などの選択肢が真相解明への鍵となるのですが、その選択肢が前作までに比べると、簡単だと感じている方が一定数いらっしゃいました。

というのも、探偵パートでは調べられる物を全て調べると強制的に捜査終了になり、法廷パートでは選択肢を間違えてもすぐ前からやり直しが可能で、何度も間違えるとヒントを教えてくれます。

ストーリーをメインとして考えれば、あまり難易度が高いと先になかなか進むことができず、楽しくプレイ出来ない方もいるはずです。

難易度が低いことにより、テンポよくゲームがスムーズに進むのはいいことだと思います。

ただ、探偵パートの探索の簡略化や、すぐ前からやり直しが可能なことに関しては、緊張感を感じられない方も多く、以前の作品に比べると楽しさが減ってしまったように感じるファンも多いのではないでしょうか。

逆転裁判5はどんな人に向いている?

逆転につぐ逆転、怒涛の展開が待つ法廷バトルが人気の逆転裁判5。

証拠を分析し、事件の真相を解明するプロセスが魅力で、法廷での推理や逆転劇が好きな方におすすめです。

また、前作から登場している、魅力的なキャラクターたちとの交流も楽しめ、キャラクターの成長や事件の謎解きもやりがいのあるポイントです。

難易度は初心者にも適していて、ヒントやアシスト機能が充実しているため、詰まった場合でも安心ですよ。

法廷ドラマや推理ゲームが好きな方はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。