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>男性は任期のない准教授として14年に北大に着任した。19年3月、研究室の教授が定年退職し、後任教授が研究室を引き継いだ。当時の部門長らには「協力して一緒にやって」と言われ、研究室に残った。
>その春から新教授の下で研究を始め、大学院生4人の指導にも当たった。20年度は学部生も指導した。ところが20年9月、事態が変わる。部門のある教授から、研究室に新しい准教授と助教を迎えることになったと告げられ、こう言われたという。「場所がないので研究室にはいられないですよね」