都議会最終日の6月12日午後、小池百合子都知事（71）が無所属での出馬を表明した都知事選（6月20日告示、7月7日投開票）。既に同じく無所属での出馬を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員（56）と、事実上の一騎打ちとなる構図だ。
その蓮舫氏がかつて取締役を務めたファミリー企業が、蓮舫氏の実兄A氏に対し、損害賠償請求訴訟を提起し、現在係争中であることが、「 週刊文春 」の取材でわかった。
自民党が支援する小池氏と、共産党が支援する蓮舫氏
都政担当記者が解説する。 「3選を目指す小池氏には自身が創設した都民ファーストの会のほか、自民党が実質的に支援する方向です。かたや、蓮舫氏は立憲民主党に加え、共産党など野党系が支援している。無党派層の動向が帰趨を左右すると見られます」
蓮舫氏を巡っては、 「週刊文春」6月6日発売号 で、保守系のフィクサーとして知られる糸山英太郎元衆院議員（82）の秘書が取材に応じ、蓮舫氏の長男が糸山氏と養子縁組し、その後、縁組を解消していた事実を告白。
かつて「女性セブン」などで“絶縁”状態と報じられた長男とは、現在は良好な関係にあるとされる。
訴訟の過程で飛び出た蓮舫氏の名前
ところが――。 「実は、家族の危機は終わっていません」（親族の知人）
蓮舫氏の実母が代表を務め、バナナの輸入などを手掛ける「桂信貿易株式会社」が2022年12月28日付で、蓮舫氏の実兄A氏に対し、損害賠償請求訴訟を起こしているのだ。
桂信貿易側の主張によれば、A氏が会社の資金を私的に流用したなどとして、約7800万円の返還を要求。
他方、A氏側は「（会社の資金の）送金には総株主の同意があった」「返還義務が無い」などと反論しており、両者の主張は平行線を辿っている。
蓮舫氏は民主党政権時代に行政刷新担当相として初入閣する2010年6月まで、桂信貿易の取締役を務めていた。
また、A氏側は訴訟の過程で、蓮舫氏が桂信貿易の大株主である「株式会社ローレル」の株主であることなども指摘している。
代理人を通じて海外在住のA氏に取材を申し込んだが、「期日までに回答できない」とのことだった。
一方、蓮舫氏はA氏との裁判について、以下のように回答した。
「議員個人のプライバシーにかかわる事項であり、回答を差し控えさせて頂きます」
6月12日（水）12時配信の「 週刊文春 電子版 」および6月13日（木）発売の「週刊文春」では、実兄A氏との“骨肉裁判”の詳細のほか、蓮舫氏にも指摘される学歴に関する問題、蓮舫氏が親友だった女性議員と距離を置いた理由、また、小池氏の学歴詐称疑惑を巡る新証言、小池氏の金庫番とされた“従弟”の近況、都民ファーストの会の議員がダブル不倫で起こした警察沙汰など、「小池vs蓮舫 2人の爆弾」と題した特集記事を6ページにわたって掲載している。
「週刊文春」編集部／週刊文春 2024年6月20日号
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/7e37b2258ecae1e29b71d9aae241f6b87131c433
みんなのコメント
- やっぱり蓮舫さんは私たちとは違う世界に住むセレブなのよね。そんな人だから都庁の下で弱者救済を訴えたときに、こんなに食料を求めて人が来るなんて衝撃だったという感想しかコメントできなかったのもわかるわ。別に政治家がすべて庶民派じゃなくてもいいと思うけど、蓮舫さんの場合、庶民とは掛け離れ過ぎてるし、メンタリティにも日本を敬う心がない人。家族同士でお金の問題で揉めているのもかなりマイナスイメージですね。
- この方は、本当に私たち都民のために働いてくれるのか？民主党の時みたいに、全体がわからず、重箱の角をつっつくことばかり行わないか不安です。都民は自民党の不正とかを追求してほしいのではなく、都民の生活をどうしていくかを具体的にだしてほしい。衆議院、参議院、都知事選挙。目立ちたいのであれば、国政でお願いします。
- ようやく小池が出てきたからこれからどんどん双方共にいろんなことの根掘り葉掘り深堀りが始まる。さて、いろいろ説明しないといけないことが本人の意思とは関係なく掘り起こされ降り積もっていくんでしょうねぇ。大変ですねぇ説明責任、あなたがずっと求めてきたことです。
- いうてこの前の枝野＆蓮舫による演説は完全に公職選挙法違反だから、蓮舫さんは出馬どころか書類送検と出馬取り消しですよね。 もちろん都知事選後もしばらく出馬できないので国会議員の座も危ういかもね。
- 最近、蓮舫さんの記事がテレビや新聞など多く、そのたびに思うのが立憲民主党蓮舫とあり、先日立憲民主党に離党届は提出したとのことだが、都知事選に立候補するなら、離党届よりも先に参議員の辞職届が先でしょうが、辞職しないで立候補できるのかな〜？ 人の事言う前に辞職しなよ。選挙運動はそれからでしょう!
- いつも思うが、キャスター時代と人が変わったように議員になってからは品がなくなりましたね。 青島さん、石原さん、そして現在の小池さんと続いていますが、この三名に何か勝てる要素がこの人にあるとは思えません。
- やっぱりレンホーは公選法違反や不誠実な二重国籍問題にボーナスまるまるかっぱらい、更にはこんなの訴訟もあって議員や知事には極めて相応しくない。有権者もちゃんとわかってるからおのずと結果は落選確実だと思う。他人には猛攻するくせに自身のことは有耶無耶では誰も信じないし応援しないよね。
- 家族企業とかの話は都知事選に関係ないので穴掘り合戦のマスコミは放っといて、小池が満を持して出馬したからには勝算があっての事だろうが、それが如何なるものなのかは見極める必要があるし、立憲を辞めて当選しなかった時の身の振り方も気になるね。あとは全部蚊帳の外だね。
- 桂信貿易も新旧分離してたりなかなか闇が深そう (法人番号で調べたら、今の桂信貿易は目黒区大橋にあるけど、昔の桂信貿易はまだ世田谷区太子堂に残ってる上に、両方とも元々は謝哲信さん宅に登記されていた模様)
- 蓮舫も小池百合子もゴシップが選挙や閣僚就任時に飛び出す恒例噂話が予測通りに出て来た。出版社はこのタイミングをと、見計らって流すが盛り上がりは今ひとつで世論に影響は極めて小さい。有権者から見ればどうでも良い物で投票行動に変化は無い。週刊誌など出版社側も考え直す時期に来て居る事を理解しなければ、置いてきぼりになってしまう！
- 蓮舫自身もその家族も争い事が好きなようですね 「日本のリーダーとなる首長がケンカばかりしていたら他国から笑われますよ」って蓮舫さんに言ったら倍になっていて返ってきそう ある程度の柔軟性や許容性も備える必要はありますよね でも国会内で平気で雑誌撮影出来る訳だから柔軟性や許容性は余りあるようだが自分だけは特別？
編集部の声
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