太陽表面で大規模な爆発現象「太陽フレア」が発生したことが話題になっていました。
日本でも太陽フレアの影響で各地でオーロラが観測されているようです。
- どこで観測できるのか?
- いつまで観測できるのか?
この記事では、太陽フレアによるオーロラ観測ができる場所について目撃情報や観測期間についてまとめてみました。
【太陽フレア】オーロラ観測が話題
太陽フレアが発生したのは2024年5月8日~12日までに何度か発生しています。
太陽表面の巨大な爆発現象によって今もなお続いており、国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)によると、発生した回数は日付ごとに以下のとおりです。
- 2024年5月8日:2回
- 2024年5月9日:2回
- 2024年5月10日:2回
- 2024年5月11日:2回
この太陽フレアの影響は、GPSの測定だったり短波通信障害だったりと影響が及んでいるものの各地でオーロラが観測されていることも話題になりました。
一般的に、北極や南極で観測されるエメラルドグリーンのオーロラと違い紫色の神秘的なオーロラが見れるという珍しい現象が起きています。
そもそもなぜ、太陽フレアでオーロラが発生するのかというと太陽風というのが関係しるようです。
【太陽フレア】オーロラ観測できるのはなぜ?
太陽フレアによってオーロラが観測できるのは、太陽風(たいようふう)というのが関係しています。
北極や南極でオーロラが観測できるのもこのことが関係しています。
- 太陽で小さな爆発が発生
- 太陽から電子と陽子が風のように地球に流れる
- 北極や南極上空の酸素と窒素の原子を刺激して光る
これがオーロラの仕組みになります。
北極と南極は、磁力が強く磁石のN極とS極のような関係にあるため電子や陽子を引き寄せやすいのだとか。
ですので、今回の太陽フレアというのは規模が大きい爆発のため、太陽風に乗って飛んでくる電子と陽子が北極と南極以外にも散らばるため、各地でもオーロラが観測できるようです。
つまり、今回のようなケースは稀なケースということがわかりますね。
かなり珍しい現象ということで、日本でも見たいと思った方も多いかと思います。
【太陽フレア】オーロラ観測は日本のどこで見れる?
結論から言うと、日本でも太陽フレアによるオーロラ観測は北海道を中心に観測されています。
- 北海道陸別町
- 北海道名寄市
- 北海道豊頃町
- 北海道函館市
- 北海道後志羊蹄山
- 北海道札幌市
- 北海道石狩市
- 北海道小樽市
- 青森
- 秋田
- 山形県鶴岡市
- 石川県輪島市
SNSの情報によると「見れた」というポストとともに画像を投稿されている方がたくさんいらっしゃいました。
わかっている情報をまとめると上記の通りで北海道や東北、中部地方などでも観測されていることがわかります。
前年ながら、東京では見れていないということでした。
青森でオーロラ見れた!!! pic.twitter.com/mocU4WMxPB
— まっしぐら (@P_RM1382) May 11, 2024
モントリオールの旦那の実家からオーロラ見れた
思わず寝てるお義母さんお義父さん起こして一緒に見た pic.twitter.com/9kngMeLsSH— Aya14m (@Aynnnnnkoro) May 11, 2024
山形県鶴岡市加茂付近の海岸
多分オーロラだと思うけど見れた! pic.twitter.com/HvHOqoS54O— EF 羽越! (@1U1zw6OIP3oRXa6) May 11, 2024
【太陽フレア】オーロラ観測の期間はいつまで?
オーロラ観測に関しては、現時点でいつまで見られるのかは判明していません。
というのは、太陽フレアは現時点でも発生しているようで、太陽フレアがいつまで続くかによって変わるため明確な日付は特定されていません。
太陽風に関しては
ということなので、太陽フレアが止まった段階から3日くらいまではギリギリ観測できるのではないかと考えられます。
まとめ:太陽フレアのオーロラ観測
太陽フレアによるオーロラ観測が各地で話題になっていました。
観測できる場所は、北海道だったらほぼ確実に観測ができるようです。
残念ながら関東方面の情報はなく、東北や中部地方などでは観測ができるようですよ。
参考になれたら幸いです。