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日本バナナ輸入組合では、厚生労働省が健康増進法に基づき食物摂取量などの目標値を定める「健康日本21」を10年ぶりに改訂し、果物は1日200gという摂取目標を掲げたことを受け、1本(中くらいのサイズ想定:可食部約100g※)で目標重量の半分を達成でき費用対栄養価の高いバナナを、フル活(フルーツを日常に取り入れる活動)の「ベースフルーツ」として提案する新プロモーション「バナナでフル活」を 2024年 4月より開始しました。

 

■日本人の 4割が、1日の果物摂取量ゼロという中、「1日 200g」は高いハードル。
まずはバナナ 1 本の摂取をベースに考えることで習慣化を促す取り組みへ。

 

組合では、バナナを「ベースフルーツ」として再定義し、まずはバナナ1本からはじめることを推奨、残り100g程度は他のフルーツとの組み合わせを楽しむという新たな食のスタイルを提案するため「バナナでフル活」プロモーションを展開。
※バナナ可食部100gのサイズ目安:中くらい以上で1本、小さめサイズなら2本

 

■「果物 1 日 200g」目標に向け、バナナを「ベースフルーツ」とするメリット

 

①年間を通じた入手のしやすさ

フルーツ摂取を習慣化させる上で「入手のしやすさ」は重要な要素。
その点バナナは年間を通して流通しており、また比較的手ごろな価格で入手可能なフルーツです。

組合が毎年実施している調査でも、バナナは 19 年連続よく食べる果物 No.1となっており、バナナを食べる理由として「手軽な値段」「健康によい」「おいしい」が上位に上
がる結果となっています※¹。

 

②1 本可食部 100g の手頃なボリューム感と“高タイパ”感

平均的に果物を食べている方であれば「プラスでバナナ 1 本」など、バナナ摂取をベースに組み立てることで、高いハードルに思われた「果物 1日200g」の目標達成への道筋が見えやすくなります。

また同時に、バナナの「食べやすさ」も「習慣化」を図る上で重要なポイント。
包丁を使う必要もなく、手にとってすぐに食べることができる「バナナ」は、「いかに手軽に必要な栄養を摂取できるか」というタイパ重視時代のニーズに合致したフルーツです。

 

③圧倒的な「費用対栄養価」を誇るハイパフォーマンスフルーツ

『費用対栄養価』※² は、組合が算出した、価格 100 円あたりの栄養素充足率を表す食品の新たな基準です。
調査の結果、対象とした総務省統計局家計調査で単体の果物名で表記された 12 品目のう
ち、「バナナ」が 2 位以下を大きく引き離してのトップとなりました。
単に定められた量を摂取するだけでなく、せっかく摂取するなら栄養価の高いフルーツを効率的に摂取したいというニーズに応えることできるハイパフォーマンスフルーツであると言えます。

 

※1 第19回バナナ・果物消費動向調査(サマリー): https://www.banana.co.jp/database/trend-survey/docs/trend19.pdf

※2 『費用対“栄養”価』フルーツランキング(プレスリリース): https://www.banana.co.jp/doc/pressrelease5.pdf

 

■管理栄養士 渥美まゆ美さんに聞く、バナナを毎日摂取することで得られる効果とは。

 

健康寿命の延伸や、生活習慣病予防に良いとされる果物の日常的な摂取。
重要なのは「習慣化」。「1日 200g」を高いハードルだと諦めず、まずは習慣化するための一歩を。

 

 

今回、厚生労働省が目標とする「1日の果物摂取量 200g」というのは、普段、まったく摂っていない人にとってはもちろん、比較的日常的に摂っている人でも、量や回数を増やさないと達成できないケースも多く、時間的にも、コスト的にも、かなりハードルが高いものになります。

そのため、1 年中スーパーに出回っていて、価格的にも手を出しやすく、そして皮をむくだけという手軽さを持ち合わせたバナナは、ベースフルーツとして活用するのにとても良いフルーツと言えるのではないでしょうか。

果物摂取の推奨は厚生労働省や医学会のガイドラインでも、健康寿命の延伸や、生活習慣病予防に良いとされています。
果物は体重コントロールや循環器疾患、消化器系や肺がん予防としても重要な役割が期待できるとして述べられています。
一方で、野菜摂取は多くの人がその必要性を認識しているのに対し、果物についてはその「甘さ」故に、誤った認識から日常的な摂取をためらう方もまだまだ多くいるのが現状です。

果物はビタミン、ミネラル、食物繊維など豊富に含んでいることが多いので、日常的に摂取すれば、体に必要な栄養素が補給でき、むしろ病気のリスクの減少にもつながるので、「習慣化」することが大切になってきます。
特に、手軽に手に取れるバナナは、中くらいのサイズ感 1本の摂取で目標重量の約半分が摂れるのでおすすめでもありますが、それ以上に積極的にとりたい栄養素がたっぷり詰まっているのがおすすめのポイントです。

「普段まったくフルーツを摂ってこなかった」という人は、まずは手軽に始められるバナナ 1 本から、「摂ってはいるけれど頻度が足りていない」という人は少しでもその頻度を上げることからスタートして、果物をしっかり摂る習慣化を目指してみましょう!

 

■新生活を迎えるこの季節にも最適!バナナの日常的な摂取による健康メリット! 2本で推奨量の達成も!

 

バナナを日常的に摂取することによる健康メリットとしては、主に以下のような項目が挙げられます。
新生活を迎え、慣れない環境で生活のリズムが乱れやすく、体調を崩しやすいこの季節にも、強い味方です。
朝晩とバナナを食べることで、1 日 200g の摂取を目指すもよし、バナナをベースに他のフルーツとの組み合わせを楽しむもよし。

 

 

1. 腸内環境を良くする(腸活メリット)

バナナには腸内環境を良くする善玉菌のエサになるオリゴ糖が豊富に含まれます。

善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで免疫バランスが整い、便秘予防や血清コレステロールの低下などにもつながります。〈200g に向けたオススメの組み合わせ:キウイ〉

キウイは果物の中でも食物繊維が特に多い果物なので、バナナのオリゴ糖と共に腸内環境を整えてくれる助けになります。

 

 

2. 精神的な安定や良質な睡眠を促す

バナナには体内で精神を安定させる働きがあるセロトニンの原料となるトリプトファンが豊富に含まれます。
セロトニンは夜間睡眠ホルモンともいわれるメラトニンになるので、精神の安定と共に良質な睡眠を促してくれます。

〈200g に向けたオススメの組み合わせ:オレンジ〉

オレンジにはストレスで消耗するビタミン C が多く含まれ、香りは脳をリラックスする助けとなってくれます。

 

3. 高血圧対策になる

高血圧を引き起こす一因となるナトリウムを体外に排出する助けとなるカリウムを、バナナは特に多く含みます。
カリウムは水に溶けやすいため、生のまま食べられるバナナは高血圧が気になる人にもおすすめの果物と言えます。

〈200g に向けたオススメの組み合わせ:メロン(主な出回り期:夏)〉

メロンに含まれるカリウムはバナナに次いで多いので、メロンと組み合わせても効率よくカリウムをとることができます。

 

 

4. 免疫機能をバナナがサポート

免疫機能を低下させないために最も重要な栄養素のひとつがたんぱく質です。
そのたんぱく質の代謝に必要な栄養素がビタミン B6 で、バナナはこのビタミンB6 を豊富に含んでいます。
また、バナナは腸内の乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を特に多く含んでおり、善玉菌を増やすことで、免疫機能をサポートします。

〈200g に向けたオススメの組み合わせ:柿(主な出回り期:秋)〉

柿に多く含まれるビタミン C や β カロテンは粘膜を保護し、健康維持の助けになるので体の調子を整えるのにとても良い組み合わせです。

 

渥美 まゆ美さん プロフィール

保育園勤務、健保組合、大手料理教室の講師を経て 2016 年株式会 Smilemeal 設立。

食を通して人々の健康につながる料理の提案と企業の「売れる商品」を多数プロデュース。

主な著書 『世界一ラクチンな栄養ごはん』(西東社)、『同時に 3 品作りおき 朝つめるだけ弁当 188』(西東社) 他

 

■バナナの健康作用と栄養素

 

 

日本バナナ輸入組合: https://www.banana.co.jp

 

(情報提供: 日本バナナ輸入組合PR事務局)