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地球を離れてから21年になる、欧州宇宙機関(ESA)の探査機マーズ・エクスプレス。同機の高解像度ステレオカメラが撮影した、火星の火山にある溝の壮大な画像が届きました。 アガニッペ地溝帯 この曲がりくねった深い裂け目のような地形は、アルシア山のふもとを横切る「アガニッペ地溝帯」。ESAによると、全長およそ600km。グランド・キャニオンの約1.3倍の長さになります。この地形は1930年に発見され、そ …