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安川電機の受注環境が底を脱しつつある。2024年3―5月期の受注高は1351億円で、23年12―24年2月期比約250億円増えた。半導体や電子部品市場の設備投資が回復傾向にあり、それに呼応してサーボモーターやロボットの受注も回復の兆しを見せる。世界で人手不足が深刻な社会課題となる中、半導体や自動車に限らず製造業における自動化、省力化需要は高まる一方で、もう一段の設備投資需要の回復が待たれる。(高島 …