今やすっかり定着した「推し活」。その推し活をサポートするディノスのキャビネットを企画されたご担当者を取材してから2年が経過しました。
今回は、ディノスの公式Instagramなどの SNSを担当されているご担当者3名にお話を伺いました。
左から 株式会社DINOS CORPORATION SP戦略部SMM推進ユニットの田村汐里さん、佐藤友紀さん、山内夏穂さん
- まずは簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか
佐藤さん:
3人ともにSMM推進ユニットでソーシャルメディアマーケティングを担当しているメンバーです。
私が入社した2年ぐらい前から本格的にソーシャルメディアを運用する部署ができました。
具体的には、Instagramの広告まわりやリールの撮影や手配、および、TikTokなどを担当しています。
ディノスへ入社する前は、Webのディレクションやサイト運営を行ったり、Webの広告代理店でネットのプロモーションを行ったりしていました。
山内さん:
私も2年前に部署ができた頃にディノスに入社しました。
主に Instagramの投稿の編集作業や管理を行ったりしています。
ディノスに入る前は、編集や Webまわりの仕事をしていましたが、SNSの仕事をやりたいと思い、転職しました。
田村さん:
有名なインフルエンサーの方々とタイアップして、ディノスの商品の動画や画像を発信しています。
前職ではハンドメイド商品の販促業務で Webのコンテンツ制作とSNSを行っていました。
- 少し遡って みなさんの学生時代についても教えていただけますか
佐藤さん:
文系の学生で、バイトして、旅行して、好きなことをやっていました(笑)
就職活動を始めてから、こういうところに働きたい、といった具体的な希望を抱くようになりました。
山内さん:
大学は社会学専攻で、社会意識などを勉強しました。
社会学は人と人との関わりを研究するので、SNSに近いかもしれません。
編集志望だったので、部活動で新聞部に所属して、大学スポーツの記事を編集していました。
田村さん:
私は生物系の学部で、細胞老化の基礎研究をしていました。
研究職は自分にはあまり向いてないと思って、ビジネス分野に転向しました。
撮影風景(ツッパリシューズラック)
- 実際にリールなどの動画を作っていく一連の流れを教えていただけますか
佐藤さん:
まず、Instagramへの投稿予定スケジュールを各商品担当者(MD:マーチャンダイザー)に連絡し、動画に向いている商品がないかなど、ヒアリングを行います。
各商品担当者から上がってきた情報と、私たちからも Instagramに取り上げたい商品を提案して、動画撮影を行う商品を決めます。
続いて、スタジオで 30から40商品を 2日間かけて撮影します。
事前に各商品担当者から、こういうシーンと撮ってほしいという要望を受けることはありますが、基本的には、それぞれ撮影した担当者が、編集して、Instagramへの投稿まで行います。
- 商品紹介の動画には人も登場しますが、モデルさんも使っているのですか
佐藤さん:
いえ、自撮りです(笑) カメラを固定して撮影して、自分が出演しています。
なので、あまり顔が映りこまないようにしています(笑)
山内さん:
スタジオの中で、キッチンとリビングのように別々の撮影場所で、3人が同時並行で撮影を行っています。
佐藤さん:
撮影する商品数が多いので、事前にパズルのように時間割を組んで撮影を行っています。
撮影風景
- SNSマーケティングというのは比較的新しい職種だと思いますが、楽しいところや大変なところを教えていただけますか
佐藤さん:
ディノスとしてはあまり前例のない施策に取り組むチームなのですが、自分たちでやりたいことを考えて、それを実現させてもらえるのが楽しいです。
前職ではあった徹夜作業がディノスではないもの良かったなぁと(笑)
その前職では、売上や利益に関する数値目標がしっかりとあったのですが、SNSの場合、数値の取り方も見方もまだ定まらないところもあり、どの数値が説得力のあるものなのかなかなか難しくて模索中です。
田村さん:
この商品をどうやって見せたら、観た方に「自分事化」してもらえるだろうかと考えて、どういう動画の構成にしようかとか、どういうカットにしようかとか考えることがあります。
そういう時は、いろいろな人の動画を検索しまくって見あさって、参考にすることがあります。
山内さん:
楽しいところは、トライ&エラーをしながら次はこうしてみようとか自分たちでできてやりがいを感じます。
また、必ずしも購入につながらない場合もありますが、SNSに動画の感想コメントをくれるのを読んで、面白いなと思います。
商品には、いっぱい良いところがあって、いっぱい言いたいことがあるのですが、動画では自分の判断でポイントを絞って撮るからこそ迷ってしまい、これでバズらかなかったらどうしようと思うことがあります。
撮影風景
- SNSで炎上するようなコメントが付くことはありますか
山内さん:
ディノスの商品基準は厳しいので、基本的に問題のある商品はないのですが、商品の使用方法について、ネガティブなコメントをいただくことはあります。
田村さん:
そういったコメントも含めて、いただいたコメントにはすべてコメントを返すようにしています。
撮影風景
- SMM推進ユニットで上司の方はいらっしゃいますか
佐藤さん:
男性の上司がいます。元々商品作りに長く関わっていた方なので、作り手側からの見せ方などのアドバイスをもらうことがあります。
撮影風景
- これまでにバズったリールを紹介していただけますか。
田村さん:
普段は、5万程度閲覧回数のですが、バズったのは 700万再生数です。
自分の生活の中で悩んでいたことを解決してくれる商品と思い、自分事としてリールを捉えてくれたのが、バズった理由だと思っています。
【バズった動画のベスト3】
※ディノスInstagram開始以降通算ベスト3、商品名は商品ページにリンクしています。
第1位 ステンレス4段ボウルラック
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第3位 壁につけたまま使えるソファベッド
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- バズると会社から金一封が授与されたりするのですか(笑)
田村さん:
金一封はないのですが、上司から誉められて、スタバカードをくれました(笑)
- フォローしていない人にも観てもらえているのですね
田村さん:
Instagramの仕様で、リール動画はフォローしていない人にもお勧め動画として表示されるという仕組みがあります。
フォローしている人の反応が多いと、お勧めに表示される機会が多くなって、閲覧数がアップしていきます。
撮影風景
- ソファベッドのリール動画は私のところにも表示されてすごく印象深かったのですが、みなさんの反応はいかがでしたか
佐藤さん:
形状がトランスフォームしていって動画で観ないとよくわからない言語化しづらいニーズが出ている商品です。
生活の中ではっきりと意識をしていないけれど、なんとなく感じているストレスや困りごとを解決してくれる商品が、動画になって流れてきて、「悩み事を解決してくれるこんな商品があるんだ!」となるほどと納得していただいて拡散していったのだと思います。
撮影風景
- みなさんそれぞれのお勧めの商品を紹介していただけますか
山内さん:
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キッチンの引出が、めいっぱい使えないことを私自身、ちょっと悩んでいたのですが、それを解決してくれるのがこの商品です。
上段がスライドする2段のラックで、引出の中に入れて使います。
スライドすることで、上の空間を活かしつつ、下にあるものも取り出しやすくなる、引出を使い切れる商品です。
田村さん:
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冷蔵庫の上の隙間収納です。
うちの冷蔵庫の上にもスペースがあるので、キッチン用品を収納するのに便利に使っています。
佐藤さん:
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再生数以上にコメントで盛り上がっている商品です。
ショッピングカートというと、ご高齢の方が使っているというイメージがありますが、この商品は、石畳で坂の多いスペインのブランドが作ったおしゃれなカートです。
外見もスマートで、軽くて、引っ張りやすくて、ご高齢の方だけでなく、若い女性にも使っていただきやすいですし、スーツケースの代わりに持っていけるので、男性にもお勧めです。
- みなさん、ディノスで働いて良い点などありましたら、教えてください
山内さん:
今までの人生の中で一番働きやすい会社です。
福利厚生で資格支援制度というのがあって、資格を取得すると報奨金が出ます。
それが資格取得の勉強のモチベーションにもなります。
去年インテリアコーディネーターの資格を取得して、5万円をいただきました。
佐藤さん:
入社して一番びっくりしたのが、中途入社の方が、10年、20年と長期にわたって働いているところです。
働きやすい環境なんだと思いました。
また、働く時間もしっかりと管理されていて、無駄な残業もありません。
田村さん:
仕事でちょっとしたミスをすると、前職では週末に悶々として過ごしていたのですが、ディノスでは、ミスをしても上司に言いやすい環境があり、働いていて無駄なストレスがないですね。
補足説明【ディノスの働きやすさについて】
・育児支援が充実し、男女ともに育休取得率 100%を達成(2023年度)
・中学校就学まで時短勤務が可能
・フレックス・テレワークなどの柔軟な働き方が可能
・有給休暇が取りやすい環境(2023年度取得率 82%)
- 最後にストレス解消法を教えてください
田村さん:
週末は水泳で30分ぐらい泳いで「無」になってストレスを発散しています。
山内さん:
裁縫や編み物をして解消しています。
好きな柄の生地が手に入るとポーチなどを作っています。
佐藤さん:
将棋を指したり、観たりするのが好きです。
将棋で負けたストレスを逆に仕事で発散させています(笑)
藤井聡太八冠から入って、いろいろな棋士を観るようになって、山崎隆之八段が今は推しの棋士です。
- ありがとうございました
dinos の「d」ポーズをしてもらいました
■ディノス公式Instagramを初めてフォローすると 1000円クーポンプレゼント
【STEP1】
Instagramアプリをインストールして、 ディノス【公式】アカウント(@dinos_ jp)をフォロー
【STEP2】
ディノス【公式】アカウントのプロフィール画面から ダイレクトメッセージで「フォロー特典」と投稿。
クーポンの登録ご案内ページをダイレクトメッセージでお送りします。
※Instagramをご利用でない方は、アプリをダウンロードし、 ユーザー登録後にアカウントをフォローしてください。
※お使いの端末の通知設定(プッシュ通知)をオンにしてください。
(取材協力: 株式会社DINOS CORPORATION、取材: 森川 創)
関連リンク:
明るく楽しく「推し活」しよう! 推し活のためのキャビネットを企画したディノス 井上 奈美さんにインタビュー!
https://tanonews.com/?p=39855