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現物資産を裏付けとしたセキュリティートークン(ST)が、個人の新たな投資商品として注目を集めている。銀行界では高額資産を低コストで小口化できる利点を生かし、投資マネーを呼び込みたい考え。足元、裏付け資産の9割以上を不動産で占めるが、地域銀行で自行融資のST化を検討するなど投資対象資産も多様化しそうだ。ST市場の最新動向や金融機関ビジネスの可能性に迫る。 ■エンタメとコラボ狙う STの販売で先行する …