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紙の本の売り上げがピーク時から6割減となる苦境下で、街中の書店を残すための取り組みが本格化している。業界大手の紀伊国屋書店などは書店側の利益率を上げる「売れる本」を多く仕入れて返品を減らす仕組みづくりに着手した。既存の流通システムが曲がり角を迎えつつある中、書店主導での改革が進められている。 売り上げ前年比2割増 紀伊国屋書店と蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、出 …