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「世界全体の再生可能エネルギーの発電容量を2030年までに現状の3倍に拡大する」――。日本も参画した第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)の成果文書にはこう明記された。 日本は火力発電が主体で発電電力量に占める再エネ比率は約20%と、欧州などと比べて低い水準だ。再エネ活用に、日本は大きく舵(かじ)を切っていかなければならない中、足元ではこの根幹を揺るがす、ある異変が起こっている。. …