温泉の源泉数、湧出量ともに全国第1位を誇り、「おんせん県」として有名な 大分県ですが、「宇宙ノオンセン県」と して”宇宙関連の取組”にも力を入れていることはご存じでしょうか?
今回は、大分の温泉地に度々出没する!?宇宙人 U が大分県の取組を紹介していきます!
まずは、宇宙人 Uの自己紹介から….
・名前:宇宙人U
大分の温泉地で度々目撃され、よほどお湯が好きなのか、現地で「宇宙人U(「湯」とかけている)」と呼ばれることになった。
・性別:なし
・出身:宇宙(詳しい場所は不明)
・言葉:しゃべれない(でも話し言葉は多少理解できる)
・性格:未知なものに興味関心があってフレンドリー。
よく覗き込んだり、指でつつく仕 をします。
なぜか人間や動物に好かれ、可愛がられる不思議なオーラを持っています。
・公式 X:@uchunooita
・公式Instagram:@alien_u_oita
■国内唯一のホーバークラフトとは
宇宙港を目指す大分空港において、新たなアクセス手段として、ホーバークラフトの導入を進めています。
ホーバークラフトは、地面でも水の上でも走ることができる水陸両用の乗り物です。
国内で唯一となるホーバークラフトの旅客航路は、大分空港と大分市を最短約 30 分で結び、2024 年秋までの就航開始を予定しています。
また、発着地には、なだらかに空へと向かって上昇する外観が特徴のターミナルを整備しました。
■大分の食を「地球土産」に!大分名物を使った宇宙食
「UCHU no OITASE(ウチュウノオイタセ)」開発プロジェクト
「大分名物を地球名物にしよう。」をテーマに、母星に一時里帰りをすることとなった宇宙人 U が、慣れ親しんだ「大分の食」を母星のみんなにも味わってもらうべく、地元のご協力をいただきながら、さまざまな大分名物をベースに、宇宙食のプロトタイプ(試作品)を開発するプロジェクト。
「大分の食」を持ち運びやすく、食べやすくした、その気になれば宇宙へ持って帰ることができる可能性を秘めたお土産ブランドです。
UCHU no OITASE 公式 HP: https://uchunooita.pref.oita.jp/
<「UCHU no OITASE」の例>
・宇宙ノオンセン卵
大分の温泉水で作ったおんせん卵を真空パックにしました。
無重力状態でも飛び散らないよう黄身はかために、宇宙船の中でどこかに飛んで見失わないように、竹田市名産のサフランを使用し、色と風味をつけています。
・おおいたビーフジャーニー
大分が誇るブランド和牛、おおいた和牛を贅沢に簡易なビーフジャーキーにしました。
オーブンだけで作れて、旅先に持っていくのにもピッタリ、ということで名づけておおいたビーフ”ジャーニー”です。
・満天のとり天
大分名物のとり天も真空パックにすることで宇宙へ持っていけることになりました。
ポン酢が飛び散らないようもろみ味噌と和えた特別なタレがポイント!
・かぼすピール~甘の皮~
冬の大分名物「黄かぼす」の皮を砂糖漬けにして乾燥させ、長期保存も可能に!
そのまま食べても、お酒に入れても絶品です。
•関あじの燻製
大分名物の関あじを燻製にして真空パックに。
袋を開けた瞬間、豊後水道の海の香りと、温泉の湯煙の香りを彷彿とさせる薫香が食欲をそそる!
燻製なので長期保存も可能です。
•カリカリやせうま
大分名物のやせうまをスナック化!きなこと砂糖の優しい甘さはそのままにいつでもどこでも宇宙でも、お召し上がりいただけます。
空腹を”やせ”我慢しなくてすみますように。
●宇宙タコ(※実際に販売しています!)
吉本興業と国東物産がコラボレーションして生まれた商品。吉本興業所属の「大分県住みますランナー『爆走SAKI』」として活動する河原紗希さんの「おいしい携行食品を作りたい」「大分の魅力をもっと伝えたい」という思いから開発が始まったとか。
約 3年間の試行錯誤を経て誕生した「宇宙タコ」は大分空港の所在地である国東市の地元特産「マダコ」を使用しており、長期保存可能な携行食品となっています。
価格:1,080 円(税込)
販売場所:大分空港、国東市のふるさと納税、
国東つうはん
問い合わせ先:国東物産(0978-68-0283)
共同開発:吉本興業株式会社・国東物産
■宇宙技術で課題を解決!人工衛星を活用した取組
人工衛星データを活用した漏水調査(県内各地)
大分県では、都道府県単位としては初めて、地下にある水道管のうち、漏水している可能性が高い場所を人工衛星のデータを活用して見つける取組を行いました。
水道管の漏水調査は、調査員が歩きながら聴診器のような機器を道路に当てて漏水音をたよりに壊れた箇所を見つけます。
このような作業を効率的に進めるため、調査対象となる水道管を衛星データで絞り込むものです。
宇宙米プロジェクト(玖珠町)
人工衛星を活用して稲の生育などを管理する玖珠町の「宇宙米プロジェクト」が昨年からスタートしています。
約50カ所の田んぼでサンプルとなる土を採取し、研究機関に送付して肥沃度などを解析、町全体の土壌の状態を推測しています。
米作りに適した土壌の田んぼの選定、肥料の量の調整、刈り取り時期の見極めなど人工衛星から得られたデータを今年の田植えから活用し、「玖珠米」の品質向上を目指すとのことで、これからの宇宙米にも注目です!
(情報提供: 大分県 PR事務局)