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蒸気機関車のようなレトロな風貌で松山市内を走る路面電車「坊っちゃん列車」が昨年11月から突如運休している。運行する伊予鉄道(松山市)が理由に挙げるのは人員不足に加え平成13年の導入以来、毎年最大1億円にも上るという赤字で、清水一郎社長は「民間企業の努力の限界を超えている」と強調。もともと市の要請を受けて運行が始まった経緯もあり、市に財政支援を求めた。市にとって「観光の重要コンテンツの一つ」(市幹部 …