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「電気磁気効果」と呼ばれる磁性と誘電性の結合効果に着目 大阪大学や名古屋大学、三重大学、関西学院大学および、高輝度光科学研究センターの研究グループは2024年4月、反強磁性体であるクロム酸化物(Cr2O3)薄膜を用い、スピンの向きを電圧で制御することに成功したと発表した。制御効率は従来の強磁性体に比べ50倍以上も高いことを確認した。 研究グループは最近、Cr2O3をナノメートル領域まで薄くするとス …