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関西学院大学の研究チームは光が当たると化学反応を促す「光触媒」を用いて、医薬や農薬の開発に有用な技術を開発した。ありふれた有機化合物「カルボン酸」から、有用な複数の化合物を作れる。 カルボン酸は酢に含まれる酢酸や、化成品原料のギ酸などがある。「カルボキシ基」という部品を外して別のものに付け替えると、化学品原料となる「エステル」や「アミン」などの有用物質になる。こうした変換は過去に複数手法が提案され …