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大阪公立大学の植松智教授や藤本康介准教授は、腸内に特定の細菌が多い白血病患者は治療で重い合併症が起きやすいことを発見した。この細菌だけを攻撃する酵素も見つけ、投与で合併症による死亡を減らせることを動物実験で確認した。今後患者でも効果を確かめて実用化すれば、白血病治療の安全性の向上につながる。 東京大学の井元清哉教授らとの共同研究で、成果をまとめた論文が11日、英科学誌ネイチャーに掲載された。…