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>人類がウクライナとロシアの戦争で思い出したのは「人的資源の動員力」が総力戦を支える重要な要素で「国や主権を守る戦いには国民参加が欠かせない」という点だ。
>要するに台湾は「自国防衛のための血を流す覚悟がある」と示すことが習近平主席に武力行使を思い止まらせることに、次期米大統領から支援や協力を引き出すことに繋がるという意味で、戦う準備が本当に出来ているかどうかは「正面装備の数」や「弾薬の備蓄量」だけでは推し量れない。
>義務的訓練や予備役兵士の訓練状況が改善を見せず、頼総統が掲げる国防改革に否定的な態度を取り続ければ習近平主席は「戦う準備が整っていない」と解釈するかもしれないし、次期米大統領や米世論は「米国人が血を流してまで台湾を守る必要があるのか」と考えるかもしれないし、台湾有事が差し迫ったものになればワシントンにいる中国の代理人達は「台湾人の代わりに米国人が海峡で死ぬだろう」とアピールするはずで、これは議会だけでなく多くの米国人からも共感を得るだろう。