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カルティエは、日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、2024年 6月12日(水)より東京国立博物館 表慶館で「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催します。

 

外観 © Cartier

 

内観 © Cartier

 

内観 © Cartier

 

内観 © Cartier

 

メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介する本展は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解きます。

開催に先立って、本日 6月10日(月)に「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」 オープニングイベントが行われ、北野武さん、香取慎吾さん、松嶋菜々子さんらを始めとした12名の豪華ゲストがカルティエのジュエリーを纏った優美な姿で登場しました。

 

セレモニー

左から エルベ・シャンデスさん(カルティエ現代美術財団 インターナショナル ディレクター)、

ピエール・レネロさん(カルティエ イメージ スタイル&ヘリテージ ディレクター)、
藤原 誠さん(東京国立博物館長)、

宮地 純さん(カルティエ ジャパン プレジデント&CEO)

 

フォトコール (登壇順)

戸田恵梨香さん

 

- 影響を受けた日本の美学は?
茶道に影響を受けました。
仕事を無我夢中でやっている時期には四季を感じることができなかったのですが、茶道の本を読んだときに、四季を感じることの美しさとか豊かさっていうのを感じて、自分自身の心にゆとりができたんですね。
なので、そういう文化とか四季を感じることの大事さっていうのを、茶道を通して知りました。

 

山田裕貴さん

 

- 黒のセットアップに「タンク アメリカン」とジュエリーの感想は?
こんな優雅で豪華なものを身に着けるのはなかなかなく、初めてのことにドキドキしていたのですが、素敵さはありつつシンプルなのでファッションのスタイルに合わせられそうだなと。
ちょっと身近さすら感じています。

 

窪田正孝さん

 

- 着用ジュエリーについて
カチッとしすぎず、大人な余裕や心のスペースを感じていて。
トリニティは3つのリング、ホワイト、イエロー、ピンクゴールドが連なっていて。
躍動感があって、着けていて光や場所で色んなシチュエーションを演出してくれるのかなと感じました。

 

今田美桜さん

 

- 展覧会の感想は?

とにかくキラキラしていました!

目が眩しくて、圧倒されながらも、日本の歴史だったり、カルティエさんから見た日本だったり。
色味やデザインとか。知る機会がなかったので体験させてもらって有難かったです。
よりそういう目線からの日本を知りたいなと思いました。

 

江口洋介さん

 

- 展覧会の感想は?

色んなアーティストの方とカルティエさんがコラボレーションされ、すごく強いものを見せていただいて。
アートというものは壊す力も必要だけれど生き抜いていく力っていうものを感じさせてもらった。
インドの王族に当時作ったジュエリーなんかも飾られてあって。
それもまたカルティエがこういう歴史を繋いでいくということを聞いて、見るのも楽しかったですし力になりました。

 

賀来賢人さん

 

- 着用ジュエリーについて
今日着けているのは「タンク」なのですが、本当にこの形はプライベートでも大好きで!
ゴールドとブラックの洗練された存在感にメロメロで。今日は着けて帰ろうと思います(笑)

 

内田也哉子さん

 

- 着用しているジュエリーについて

この着物は母から受け継いだ昭和初期のもの。
母は古い職人さんの手仕事が生きているものをとても大切にする人で、私が受け継いだのは女性の着物なのですが、洋服の上にダウンのように着物を羽織って(モデルをやっている)息子が撮影したりして。
世代や時代を超えて結ばれていくもの。
今日も日本とカルティエの50年を振り返る展覧会なのでこの着物を選びました。
カラーもレッドとブラックというのはカルティエのシンボリックなカラー。
カバンの留め具がカルティエの「パンテール」、豹を象徴しているもの。
ポケットジュエリーは男性が着けるもので、女性の私が着物に使用するところがジェンダーを超えて使えるなと思います。
帯は紅白でおめでとうございますという気持ちで。
なによりリング奥にはオニキス・サンゴが見えていて。
日本の伝統美じゃないですけど、影のところに別の趣や輝きがある、こういうデザインが本当に素敵だなと思いまして、今日は身が引き締まる思いでとても貴重な体験として味わわせてもらっています。

 

小澤征悦さん

 

- 大切にしている絆は?
絆というと、少し前に結婚して、結婚指輪をカルティエの銀座店に行かせてもらって。
目に付いたデザインが見たことあるなーと思って両親に聞いてみたら、55年前にNYのカルティエで買った結婚指輪だった!
それだったら一緒にしようよと買わせていただいたのですが、カルティエが絆というのも言えると思いますし、カルティエさんが日本に来て50周年、そこに自分が立たせていただいていて。
僕にとっての絆かなと思います。

 

鈴木保奈美さん

 

- 展覧会の感想は?
素晴らしかったです!カルティエというハイブランドが恐らく100年以上前から日本の文化の美しさにどれだけ注目して、好奇心をもってくれていたのをよく分かります。
可愛らしいおもちゃ箱を見るような、とても楽しい作品がたくさんあります。
カルティエのアーカイブジュエリー、トラディショナルなものと、カルティエ財団の展示である新しいアートが同時で見られて、カルティエの持っている懐や歴史の深さを一度に見られる機会ってないと思うので、私ももう一度時間を取って丸一日ゆっくりと見たいと思えるような素晴らしい一日でした。

 

香取慎吾さん

 

- カルティエとの出会いについて
2017年に声を掛けていただいて絵を描いたのもそうなのですが、ビートたけしさんがパリのカルティエ財団で展覧会をしたのを僕は地下鉄を乗り継いで見に行っているんですよ!
その時たけしさんのサイン入り図録を買って。
そのあとお仕事で会えた時に持って行って、僕の図録には2個サインがあります。
その時のたけしさんの絵も今回展示されていて。
一緒に僕の絵も飾られるなんて本当に幸せ!

 

松嶋菜々子さん

 

- 着用ジュエリーについて
ブレスレットや指輪、ネックレスそれぞれにカルティエの昔からのモチーフが施されていて、本当にすごく歴史を感じます。
私はネックレスがすごく気に入っています。取り外すとブレスレットにもなる2WAYということで。
そういう粋なところもカルティエさんの特徴だなと思います。

 

北野武さんとエルベ・シャンデスさん

 

- カルティエとの出会いや思い出について
フランスに行ったとき、エルベさんと会って、現代美術財団の方からこの建物全部使っていいから何かやらないかと言われて。
(『絵描き小僧』展にて)好きなことをやらせていただいた。
やっていることがすごく幼稚で。一番人気出たのが近所の小学生の遠足会場になっていた。
来場者数は一番すごかったけど、内容見れば実に小学生向けというか、でも楽しんでもらえたなと思います。

 

■「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベント

●日時:6月10日(月)
●場所:東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13-9)
●セレモニー登壇者(※敬称略)
エルベ・シャンデス(カルティエ現代美術財団 インターナショナル ディレクター)

ピエール・レネロ(カルティエ イメージ スタイル&ヘリテージ ディレクター)
藤原 誠(東京国立博物館長)

宮地 純(カルティエ ジャパン プレジデント&CEO)

●フォトコール 登壇者(※敬称略、五十音順)
今田美桜、内田也哉子、江口洋介、小澤征悦、賀来賢人、香取慎吾、北野武、窪田正孝、鈴木保奈美、戸田恵梨香、松嶋菜々子、山田裕貴

 

(取材:森川 創)