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今回は「火ノ丸相撲」について調査しました。

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火ノ丸相撲が打ち切りと言われてしまう理由

相撲漫画の火ノ丸相撲は、2014年から2019年まで5年間、週刊少年ジャンプに掲載されていた人気漫画です。

この漫画は全250話で、作品としては既に完結しています。

アニメ化もされた人気作品であった火ノ丸相撲ですが、ネット上には打ち切りの噂が流れています。

今回はこの火ノ丸相撲の打ち切りの噂の真相について解説していきます。

結論から言うと、日の丸相撲の連載は打ち切りになっていた可能性が高いです。

作者や誌面では明確に打ち切りと示す表現はされていないものの、打ち切りであったことがわかる理由として以下の3つがあげられます。

  • ストーリーのラスボスに当たる刃皇戦のボリュームが少ない
  • 火ノ丸の夢である横綱になっていない
  • 完結後に後日譚が掲載されている

これらの理由を一つずつ解説します。

ストーリーのラスボスに当たる刃皇戦のボリュームが少ない

火ノ丸相撲は、大きく分けると高校相撲編と大相撲編の2部で構成されています。

どちらもそれぞれにいわゆるラスボスに当たるキャラクターとの対戦があり、ストーリーの締めくくりにふさわしい展開が描かれています。

しかし1章と2章のラスボス戦に割かれたボリュームの差が、非常に激しく激しくみられるのです。

一般的には前章である1章よりも2章のラスボスは物語の集大成として長く描かれるのは当然と言えます。

しかし実際はその逆の割合で2章の最終戦の刃皇との勝負は、なんと1章の最終戦のおよそ半分のボリュームで描かれているのです。

全体を通して火ノ丸と強者との対戦には、5話程度のボリュームで進行していた中、この短さには違和感を拭えません。

そのため読者には、後味として物足りなさを残してしまう結果となりました。

火ノ丸の夢である横綱になっていない

ストーリー上でも、最終話の結末は不完全な印象を残すものでした。

その理由は序盤から語られ続けている火ノ丸の夢であり、物語の軸であった横綱になるという夢を火ノ丸が叶えていないことです。

物語の進行上、夢が叶わないまま終わることも決して少なくはありません。

しかし火ノ丸相撲は、横綱を夢見ていた少年の物語であったため、これが叶っていないまま完結となるのは読者に不完全燃焼さを感じさせる要因であったようです。

もしかしたら打ち切りでなければ、夢を叶えるところまで描かれていたのかもしれません。

完結後に後日譚が掲載されている

火ノ丸相撲は、全話完結後にジャンプ+に期間限定で後日譚が掲載されました。

なお後日譚はコミックス最終巻にも収録されています。

後日譚の内容のメインとなるのは、火ノ丸とヒロイン・レイナの結婚式です。

これまでの白熱する戦いを終えて登場人物全員が幸せに満ち溢れた結婚式は、読者に感動と完結の満足感をもたらすものでした。

読者の間では「後日譚と本編合わせて完成した感じがある」「見たかった内容をちゃんと描いてくれた」などの感想も聞かれています。

このことより本来本編で描かれるべきだった内容が、週刊少年ジャンプには掲載されずとも後日譚という形で描かれたとも考えられます。

そしてこれらの理由から、火ノ丸相撲は打ち切りであった可能性が高いことがわかります。

火ノ丸相撲とは

火ノ丸相撲は、集英社の週刊少年ジャンプで掲載された相撲漫画です。

作者は漫画家の川田先生で、コミックスは28巻まで発売されてアニメ化もされた人気作品です。

ある日相撲弱小高校である大太刀高校に現れた潮火ノ丸は、ひょんなことから大太刀高校相撲部への入部を決め、その後弱小相撲部の再建へと立ち上がります。

火ノ丸相撲は、周りより小さな体格でも大相撲の横綱になることを諦めない少年・火ノ丸が、仲間たちと頂を目指していく白熱相撲ストーリーです。

火ノ丸相撲が人気な理由

火ノ丸相撲はアニメ化もされた人気漫画です。ここからは火ノ丸相撲が人気な理由を4つのポイントあると思われます。

  • 不利な体格でも強い主人公
  • 悪役のいない漫画
  • 相撲漫画というイメージとのギャップ
  • 恋愛要素がストーリーの邪魔をしない

1つずつ紹介します。

不利な体格でも強い主人公

身長152cmの火ノ丸は相撲という分野において、小柄で体格的に圧倒的不利な条件の中で勝負します。

少年漫画特有のまっすぐな努力家であるのはもちろんですが、火ノ丸は読者を冷めさせるチート的な特性や技ではなく積み上げた努力と夢への想いで強くなっていきます。

悪役のいない漫画

厳密には最序盤に不良としての悪役が出てくるのですが、それ以降は相撲好きなキャラクターしか出てきません。

相撲に偏見を持っている人として登場しているキャラクターですら、相撲に興味を持ち始める描写が描かれており不快になる描写が少ない良作です。

相撲漫画というイメージとのギャップ

相撲の漫画というと、どうしても「暑苦しい、熱血、ガサツ」などのイメージを抱きがちです。

しかし火ノ丸相撲は、先ほど述べたイメージとは真逆の丁寧で繊細な描写でスポーツの熱が描かれているのです。

そしてこのギャップから「火ノ丸相撲がこんなに面白いとは思わなかった」という感想を抱く読者は少なくありません。

恋愛要素がストーリーの邪魔をしない

漫画の世界では、ストーリーの要点でヒロインの存在が鍵や支えになる展開がありがちです。

火ノ丸相撲にも、女の子のキャラクターが登場します。

ストーリーが大きく2章に分かれる中、物語の序章となる1章の高校でのストーリーでは相撲に関する内容に集中でき、女性キャラクターは過剰にでしゃばることがありません。

恋愛要素によってバランスが乱されることがないため、純粋に相撲の漫画として楽しむことができるのです。

相撲という競技に知識のない人であっても、このような多くの魅力が火ノ丸相撲の面白さであり人気の理由と言えるでしょう。

火ノ丸相撲はどんな人に向いている?

火ノ丸相撲は、週刊少年ジャンプに掲載されていた相撲漫画です。

相撲好きにはもちろん、相撲の知識がなくても十分に楽しむことができます。

相撲界では小さな体格の主人公・火ノ丸が横綱を夢見て弱小相撲部で数々の猛者との勝負し、成長していく様は定番のスポーツ漫画としての魅力が詰め込まれています。

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