【コメント】植民地主義が西欧で生まれたものであり、それが実は21世紀の今も残存している以上、西欧が“世界の嫌われ者”になるのが当然。今まで世界中が騙され、偽物の対立によって本当の敵を見失わされて来た事の方が異常だったのだ
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世界屈指の知識人 エマニュエル・トッド「西洋はもはや世界の嫌われ者である」「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」https://t.co/99IpBoVmUS
今まで世界中が騙され、偽物の対立によって本当の敵を見失わされて来た事の方が異常だったのだ— NewsSharing (@newssharing1) February 10, 2024
【ソース】世界屈指の知識人 エマニュエル・トッド「西洋はもはや世界の嫌われ者である」「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」
西洋はもはや、「世界の嫌われ者」である
あなたは「西洋対世界」と、私がこの1年以上、言い続けてきたことをまとめてくださいました。ただまずはっきり言いますが、私は自分自身を西洋人だと思っています。私はフランス人で、イギリスともつながりがあります。だから、私が西洋人の視点から話していることは、念頭に置いて下さい。
そのうえで、私たち西洋人が今気づいたことは、「西洋は、私たちが思っていたほど好かれていない」という事実です。
ここでは、アメリカを例に挙げましょう。ここ数年、「世界中の人々はアメリカを嫌っており、ロシアの勝利を心から望んでいる」ということが、少しずつ見えてきました。
これは、驚くべきことです。
これに関して、多くの例を挙げることができます。ただ中国は良い例ではありません。
ロシアと中国の間には古いつながりがあるからです。
またインドは現在、世界で最も人口の多い国ですが、これも良い例ではありません。旧ソ連時代のロシアとインドの間には、古くからのとくに軍事的なつながりがありますから。
そうではなくて、私にとって最も驚きだったのは、イスラム諸国が、ロシアを好んでいるように見えることです。最近では、イランだけではなく、サウジアラビアのようなアメリカの長年の同盟国もロシアとの取引を好んでいるようです。実際、石油価格も、イスラム諸国やロシアが求めるものになっており、アメリカの石油はあまり考慮に入っていないかのようです。
さらに、NATO(北大西洋条約機構)の一員であるトルコとロシアとの間に生まれた新しい関係は、とても興味深いものです。また、フランスの元植民地である西アフリカでは、群衆がロシアの旗を振っています。この旗が彼らにとって何を意味するのかは、私にはわかりません。しかし、その光景は実に興味深いものです。
これらの事実は、私たちを現実に引き戻します。繰り返しますが、これこそがグローバル化の現実でした。【Yahoo!】
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