出版業界大手のダイアモンド社が提供する「ダイアモンド・オンライン」ですがビジネス系のニュース等で一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ただ、一部でひどいといった声も上がっているようで今回はそんな理由を調査しました。
ダイヤモンド・オンラインがひどいと言われる理由1:ダイヤモンド社自体が胡散臭い
ダイヤモンド・オンライン橋下徹氏を擁護
ダイヤモンド・オンラインは高市早苗政調会長更迭論も報道している。
あらためてなんじゃこりゃとネットを見てみると、レビューではダイヤモンド社はニュースの反対が真実だとの話しがワラワラ。
【結論】ダイヤモンド・オンラインは胡散臭い https://t.co/qOY0oUtuGZ— kuma_you66 (@kuma_you66) May 19, 2022
ダイヤモンド社は、雑誌に記載されている記事に関する内容で、何度か訴訟されていた過去があります。
ここではどの訴訟で、勝訴したのか敗訴したのか細かい解説は割愛しますが、勝訴敗訴よりもダイヤモンド社が訴えられてしまうことにも問題があるのではないでしょうか?
ダイヤモンド社は、様々な社会の出来事などを、数字をもって記事に記載することが多いです。
しかし、それらの数字の根拠が薄かったり、時として単純な計算ミスで読者を誤認させてしまうような間違いがあり、結果的に記事ネタにされた会社から訴えられるパターンがありました。
確かに数字をもって「ここがヤバい!」と書き立てられ、その数字を見せられた読者が、記事ネタにされた会社のイメージを誤認するような記事が書かれたらたまったものではないですよね…
しかも、同じ会社をネタにしたわけではないですが、訴訟されている事実があることから、雑誌を売るために根拠が怪しい数字を打ち出していることに対して、ダイヤモンド社の記事ネタの信憑性を疑っている読者もいるようです。
面白おかしく記事を書くことも大切ですが、胡散臭い記事になると読者離れにも繋がりますし、誰も傷つかない真実を書くことこそ雑誌社の本分ではないでしょうか?
ダイヤモンド・オンラインがひどいと言われる理由2:記事内容で敗訴していた
本日発売の週刊ダイヤモンド、収支計画が出鱈目な大東建託・集団訴訟で訴えられたレオパレスの記事が載っている。#週刊ダイヤモンド pic.twitter.com/XTAcZzNa95
— 田村興業 代表 田村勝弘 (@katuhiro_tamura) June 18, 2017
ダイヤモンド・オンラインは、大東建託に訴訟されて敗訴した過去があるのはご存じでしょうか?
その内容は、2017年に掲載された「不動産投資の甘い罠」という記事について。
現在はその記事内容は、web上から削除されているようで見られませんが、平たく言うと大東建託を批評した内容が、全部とは言わずとも事実とは異なるものだったということです。
事実とは異なることを記載され批評された大東建託が、名誉棄損でダイヤモンド社を訴えたということになります。
全ての内容が真実だったら、そもそもダイヤモンド社が地方裁判所で敗訴することはなかったでしょう。
さらにダイヤモンド社は、東京高等裁判所に不服申し立てとして控訴していますが、東京高等裁判所はダイヤモンド社の控訴を棄却しています。
また、ダイヤモンド社が最高裁判所への上告をしなかったこと考えると、絶対的な自信を持って記載内容に不備はない!と、言い切れないことを認めたようですね。
ダイヤモンド社に限らずですが、企業を相手取ったアンチ記事を書く際には、記事をアップする前に情報の入手先に信憑性があるかまで、法も含めて事細かに精査する必要があるのかも知れませんね。
ダイヤモンド・オンラインがひどいと言われる理由3:差別的表現で謝罪
週刊ダイヤモンド3.26
雑誌の最後に小さく「本誌3月12日号に差別的表現がありました。」と
【お詫び】。「士農工商・情報・物流」というのが、ダメだったみたいです。
私はむしろ、分かりやすいなあ、と思いながら読んでいました。
— 雑誌ウォッチャー (@kouhouka1000001) March 27, 2022
ダイヤモンド・オンラインは、過去に「士農工商」を使った差別的表現で謝罪しています。
士農工商とは、江戸時代の身分制度で士農工商の左から身分が高いと定められていました。また右にいくほど権利がない上に、差別的な扱いまで受けていたとか…
ダイヤモンド社は、記事の中で士農工商をもじった内容で「士農工商・情報・物流」と、さらに右に情報と物流を付け加えた表現をし、謝罪にまで追い込まれてしまったのです。
右にいくほど最下層になっていく図式からすると、情報部門や物流はそのまま劣っているとも受け取れるのは明白ですよね?
この序列を見た情報・物流を生業としている方は、とても残念な気持ちになるのは当然でしょう。
これまで士農工商を利用した社会的な身分は、幾度となく比較比喩されてきた業種は沢山あるようですが、それらの多くが抗議の対象となっている過去があるので、ある意味そこに切り込む記事編集者の差別的表現への管理不足に疑問符が残ります。
士農工商表現では裁判沙汰までにはならなかったようですが、ダイヤモンド社は差別的表現にも細心の注意を払って、誰も傷つけないように真実を伝えていってほしいと願っています。
今回はダイヤモンド・オンラインについてまとめました。
色々とありましたが、ダイヤモンド・オンラインは読者から面白いと評判の良いサービスなのも事実なので、読者がより楽しめる内容をどんどん世に出してほしいですね!
そもそもダイヤモンド・オンラインとは
コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断
この記事を書いたダイヤモンドオンラインの小倉健一はガースー上げ記事を書いている人ですね… pic.twitter.com/otRTRpAaC7
— Veng (@mkt_iko) April 9, 2022
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