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国立天文台長に就く土居守氏 専門は超新星の研究だが、日米で天体観測に使う特殊な広視野カメラの開発などに参加した。東大教授として、南米チリで標高5640メートルのチャナントール山頂に同大が今春開所する世界一高い天文台「TAO」にも調査段階から加わるなど、「インフラにばかり関わってきた」。 幼いころは虫取りに夢中で、望遠鏡で月のクレーターを観察して宇宙にも興味を持った。大学で専攻を決める際、物理学とで …