■ ゲノム分析など、「元祖」論争は終了… 「2つの木、種自体が違う」
「桜の花の元祖論争」は、遺伝体(ゲノム)分析を通じてある程度結論がついた状況です。先立って2018年、山林庁国立樹木院が明知大学と嘉泉大学の研究陣と共同研究を進めて、世界で初めて野生の木本植物である済州自生王桜の全体遺伝体を完全に解読しました。研究陣は、王桜全体の遺伝子4万1,294個を確認して、その結果、王桜が母系であるエドヒガンと父系であるヤマザクラ(またはオオヤマザクラ)の間で育った第1世代雑種と判断しました。日本のソメイヨシノと比較した結果、遺伝的差異がはっきりしていて、日本の場合、母系であるエドヒガンと父系であるオオシマザクラの間の人為的な交配によってできた雑種であることが分かりました。
ソース済州放送(韓国語)
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