もっと詳しく

【ニューヨーク=平田雄介】国連総会(193カ国)の特別委員会は8月8日、不正アクセスや児童ポルノ流布などの犯罪捜査で国際協力のあり方を定めるサイバー犯罪条約の草案を議場の総意により採択した。近く国連総会の全体会合で正式に採択される。 条約交渉はロシアの主導で2022年に始まり、強権国家が捜査を名目に反体制派を抑圧するとの懸念が人権団体に広がった。日本や米国など西側諸国が人権保護や捜査手続きに関する …