もっと詳しく

前回までは、プラスチックが引き起こしている社会問題と、期待が寄せられているバイオプラスチックについて、またその中で生分解性ポリアミド4(PA4)が注目される理由について示しました。私が所属する産業技術総合研究所(産総研)のグループ(以下、私たち)では、このPA4を取り入れた新しいバイオプラスチック材料の開発に取り組んでいます。以降では、その成果の一部について紹介します。 まず、PA4の性質について …