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成人の4割超が肥満に該当するアメリカを中心に、新しい肥満症治療薬「GLP-1受容体作動薬」が人気だ。血糖値低下や満腹感持続などの効果があるホルモンGLP-1を体外から補うもので、デンマークの製薬大手ノボノルディスクの「ウゴービ」や、米イーライリリーの「ゼップバウンド」などがある。 しかし、たとえばウゴービは月額定価が1300ドル(約21万円)以上と高額な薬。利用者の急増により、企業は保険負担に頭を …