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近年、世界中の死亡率と罹患率の主な原因として知られているのが“心血管疾患(CVD)”だ。CVDは心臓と血管に関連する疾患で冠状動脈性心臓病、リウマチ性心疾患、脳血管疾患、そのほか心臓病が含まれる。 2019年には1790万人がCVDにより死亡したと推定されており、これは全世界の死亡者数の32%に相当するという。そこで昨今は予防措置として、CVD患者に心臓の健康状態を定期的に監視する「遠隔患者モニタ …