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世界で使用済みプラスチックの処分が問題になっている。国連環境計画(UNEP)によると、毎年約4億3000万トンが生産され、約3億5300万トンがゴミになる。問題を解決するために米カリフォルニア大学サンディエゴ校などは、捨てた後に自己分解を始めるプラスチックを開発した。生きた微生物を練り込んでいて、使い終わると跡形もなく分解する。 19世紀半ば、漆や琥珀(こはく)といった天然樹脂に代わり、夢のよう. …