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PR TIMES主催が主催する多数の食品メーカーが一堂に会する、合同試食会 「おいしい博覧会」が先日開催されましたので、参加してきました。

会場は、4つのテーマにわかれて展示されていました。

「テマパ」は、かけた手間に対する効果や満足度を指し、「タイパ」の進化系として注目しています。
“ひと手間”をかけるだけで、いつもの料理がさらに美味しくなる。その”ひと手間”が人生を豊かにする、それが「テマパ」。
そんな「テマパ」商品も「おいしい博覧会」で紹介されていました。

 

 

テーマその1: 新生活でクタクタになっている人必見! 簡単&時短で限界自炊生活

 

 

 

テーマその2: GW目前!休日は青空の下で「青空ごはん」最高の調味料は晴天と・・・?

 

 

テーマその3: 発売から20年以上のロングセラー商品のアレンジテク

 

 

テーマその4: 半世紀ぶりの「指定野菜」!今だからこそ知りたい、話題のあの野菜を美味しく食べる。ツウなブロッコリー展

 

■出展ブース一覧※順不同。上記4つのテーマごとに複数出店しているメーカーも含まれます。

 

ニューオータニ「ピエールエルメ×SATSUKI」
ホットランド「コールドストーン」
ケンコーマヨネーズ「サラダのプロがつくったサラダ」「のせるだけ」シリーズ
アヲハタ「ヴェルデ トーストスプレッド」シリーズ
エスビー食品「スティックスパイス」「カレー粉スティック」
農心ジャパン「辛ラーメン」

ニューオータニ「Chefs Online」
ケンコーマヨネーズ「バターソース」「CANDISH」
永谷園「パキット」
カゴメ「ぶっかけトマト」

ピエトロ「パットフッテ」「ドレッシング」
キユーピー「キユーピーのたまご」
ZENB 「ZENBヌードル」「ZENBブレッド」
ハウス食品「ソイーネ」
ホットランド「銀だこ」
ニューオータニ「ドレッシング」
エスビー食品「S&Bシーズニング」
キユーピー「ごま油&ガーリックドレッシング」
永谷園「海鮮味焼きピーフン」
農心ジャパン「チャパティ」
ケンコーマヨネーズ「世界のソース」シリーズ
ニューオータニ「SATSUKI」
キユーピー「あえるパスタソースたらこ」
カゴメ「野菜生活」
理研ビタミン「ノンオイル青じそ」
農心ジャパン「辛ラーメン」
ハウス食品「フルーチェ」
ギンビス「アスパラガスビスケット」
永谷園「松茸の味お吸いもの」
日清シスコ「シスコーン」「ごろグラ」

 

すべての出展のうち、一部写真だけでの紹介のみのブースもありますが、説明を聞くことができたブースについては、商品の説明も含めてご紹介します。

 

■ホットランド「銀だこ」

 

 

ホットランド 丸山さん:

銀だこは、これまで店舗だけでお召し上がりいただいていましたが、冷凍食品に注力しています。

従来、居酒屋やホテルのレストラン業務用のたこ焼きを提供していましたが、焼きそばやお好み焼きを市販したり、昨年からヤフーのECサイトでギフト商品として一般のお客様に販売を開始しました。

 

■ハウス食品「ソイーネ」

 

 

ハウス食品 大森さん:

ソイーネという商品は、お豆腐にふりかけてドレッシング感覚で使っていただく粉末タイプの調味料です。

3連パックのお豆腐の1つと1袋のソイーネを混ぜ合わせてサラダの上に載せていただくと、ドレッシング要らずで豆腐サラダが出来上がります。

ごま味噌味、柚子醤油味、梅かつお味、シーザー味の4種類のフレーバーで今年の2月から販売を開始しました。

1つ99円で、混ぜるだけなので、コスパもタイパも良い商品ということで、ご評価をいただいています。

 

写真に登場するTシャツの「TEAM TOFU」は、横断的に日本やアメリカのハウス食品の中で豆腐をもっと盛り上げていこうと作られたグループの名称だそうです。

 

■ZENB 「ZENBヌードル」「ZENBブレッド」

 

 

楽しいニュースでは、何度か取材してきている ZENBのブースです。

 

ZENB JAPAN 林さん:

ヌードルだけなく、昨年11月にもパンも出ちゃいました(笑)

ヌードルと同じく黄えんどう豆の豆粉を使ったパンで、味はくるみ&レーズン、カカオ、3種の雑穀の3種類があります。

これまでの ZENBと同様、添加物や動物性のものは不使用で、食物繊維が豊富で、糖質も普通のパンに比べて 30%オフで、美味しいだけでなく、体にもやさしいパンです。

おかげさまでお客様にも好評で、販売して度々品切れになっています。

 

編集部でも試食してみました。

どのパンも豆粉を使っていると言われないとわからないほど普通のパンと同じで、美味しくいただきました。

ブレッドについては、ECサイトでの販売に限定されていますが、ヌードルについては、一部の店舗で販売も開始しているそうです。

 

■キユーピー「キユーピーのたまご」

 

 

キユーピー 池田さん:

先月3月に新発売した、ゆで卵に味を付けた新商品で、「ネギダレで食べる うま辛たまご」と「ネギダレで食べる ねぎ塩たまご」の2種類があります。

写真では常温で展示していますが、冷蔵品として販売している商品です。賞味期間は 45日です。

一般の方々は、ゆで卵を作るのが、ちょうどいいゆで加減にするのが難しいということで、苦手な料理の1つになっています。

その割には、好きな方が多くて、手軽に採れるたんぱく質ということで、そのままゆでた卵が最近よく市販されています。

こちらの商品は、そのままおつまみにもなりますし、ご飯に載せると丼としても手軽な料理としていただけます。

 

■ピエトロ「パットフッテ」「ドレッシング」

 

 

ピエトロ 松田さん:

フライドオニオンナッツの「パットフッテ」というトッピングの調味料をご紹介します。

ピエトロといえばドレッシングが一番有名で定番の商品ですが、今のイチオシがこのパットフッテです。

サラダにかけていただくのはもちろんのこと、丼やお豆腐やスープへのトッピングを提案しています。

ピエトロオリジナルスパイスを使ったトッピング調味料です。

おしゃれなカフェでは、カレーにレーズンが載っていたりしますが、あの感じで載せていただくと、カリッとした食感をお楽しみいただけると思います。

カリッと揚がった国産たまねぎに「ひまわりの種」「かぼちゃの種」「アーモンド」「松の実」の4種類のナッツが入っていて、他に混ぜ合わせることなくこれだけで完結します。

リピーターさんが多い商品です。

 

■カゴメ「ぶっかけトマト」

 

 

ご担当者:

2月末に販売を開始したトマトとガーリックのやみつきになる味わいを楽しめる「ぶっかけトマト」です。

レンジ対応容器なので、このままレンジで温めて、冷凍うどんやパスタや丼系のメニューなどに混ぜ合わせていただきます。

洋風の味わいですが、うどんとの相性もバッチリです。

従来型のトマト味というと、老舗のイタリアンのちょっと酸味が効いたトマトが中心でしたが、最近では、ガーリック風味の濃い味付けになってきていますので、そちらの味に対応しました。

最近は、時短・簡便という傾向がある中で、容器や使い方を含めて商品づくりをしています。

 

編集部でうどんにかけた「ぶっかけトマト」を試食しました。

ご担当者の説明にもあるように、洋風の味わいなので、パスタにもとても合いそうに思いました。

 

■ケンコーマヨネーズ「バターソース」「CANDISH」

 

 

ご担当者:

バターソースシリーズ(写真左)は、十数年前から発売しているバターではなくバター風味の商品で、固形のバターとは異なり、冷蔵しても固まらず、液状でこのままかけて使用できます。

料理だけでなく、塩キャラメルバターソースは、スイーツやアイスなどにかけても美味しくいただけます。

CANDISH(写真右)は、鯖缶ですが、ガーリックバターソースを使った鯖缶と、ジャーマンカリーケチャップを使った鯖缶です。

コロナ禍で外食できないときに、外食の風味を味わっていただけるようにと販売した商品で、ちょっと濃いめの味付けになっています。

 

編集部で試食しました。

バターソースは、濃厚なバターの味というよりも、バター風味の味付けされたソースという味で、調味料として手軽に使える商品でした。

 

■農心ジャパン「辛ラーメン」

 

 

農心ジャパン 高木さん:

韓国では、漢江(ハンガン)の前でインスタント袋麺を外で調理して食べるというのが、K-ラーメン(韓国ラーメン)の定番の楽しみ方になっています。

韓国では、カップ麺よりも袋麺のほうが主流です。

韓国文化とともにこの楽しみ方を日本でも広めていこうと考えています。

 

■エスビー食品「スティックスパイス」「カレー粉スティック」

 

 

ご担当者:

先月3月に発売した新商品です。

料理の種類・内容にもよりますが、基本的にはこのスティックスパイス1本で、1食分に使用します。

カレー粉には、唐辛子とコショウが入っているのですが、この2つを入れないと辛くないカレースパイスにもなります。

 

編集部で試食しました。

赤いパッケージのスティックは、赤缶のスパイスの辛さがありますが、「辛くないカレー味」は、文字通り、風味はカレーですが、辛さを感じない味でした。

辛いのが苦手な人や小さな子供が食べる料理に合いそうなスパイスでした。

 

■アヲハタ「ヴェルデ トーストスプレッド」シリーズ

 

 

アヲハタ 藤原さん:

トーストスブレッドの商品は、塗って焼くだけで手軽にガーリックトーストなどが楽しめる商品です。

料理にも使ええて、鶏肉にオイル代わりに使うと、ガーリックチキンにもなります。

シリーズとしては、四半世紀ほど前から出ている商品で、少しずつラインナップを増やしています。

この春の新商品はココナッツを使った「ココナッツトーストスプレッド」です。

一番の売れ筋は、「ガーリックトーストスプレッド」です。

「メロンパン風」は、塗って焼くと、表面がサクサクとした感じになります。

 

アヲハタ 川澄さん:

コロナ禍でマスクをつけることが多くなり、あまに匂いを気にせずに食べることができるようになって、ガーリック味などが伸びてきている感じです。

 

編集部で藤原さんのコメントにもあったガーリックチキンを試食しました。

ガーリックの香りがしっかりとするチキンでした。

「ガーリックトーストスプレッド」だけで、お手軽に味付けができてしまうのは、アウトドア用途だけでなく、普通の料理でもとても重宝しそうですね。

 

■ケンコーマヨネーズ「サラダのプロがつくったサラダ」「のせるだけ」シリーズ

 

 

ご担当者:

冷蔵の商品ですが、アウトドアなどに持っていくのにもかさばらない商品です。

個食タイプで1回で使いきれるようなものになっています。

シリーズの中では、金ごまごぼうサラダが一番人気の商品となります。

理由は、ごぼうサラダを手掛けた一番最初が当社だからです。

従来、きんぴらごぼうのようなものはあったのですが、初めて和風ドレッシングに合えてサラダにして商品にしました。

 

■ホットランド「コールドストーン」

 

 

■ニューオータニ「ピエールエルメ×SATSUKI」

 

 

ご担当者:

ピエール・エルメの世界1号店が、ホテルニューオータニの中にありまして、同時にパティスリーSATUKIのお店も同時にオープンしまして、昨年 25周年を迎えました。

それを記念して、クッキー缶を作り、5月 5日から販売開始予定です。

 

■日清シスコ「シスコーン」「ごろグラ」

 

 

■永谷園「松茸の味お吸いもの」

 

 

■ギンビス「アスパラガスビスケット」

 

 

ご担当者:

(写真右側は)3月に販売を開始した今年の春夏の新商品の「まるでケーキなビスケット」です。

ガトーショコラ味 と ティラミス味 の2種類があります。

柔らかいくちどけの良いビスケットにチョコレートを中まで染み込ませています。

ビスケットなのにケーキのようなしっとりとした食感が楽しめる商品です。

ギンビスというと、アスパラガスビスケットやたべっ子どうぶつといった、カリッとした食感の商品でしたが、当社の含浸(がんしん)技術を組み合わせて柔らかいくちどけの良い商品を開発しました。

個人的には、ガトーショコラのほうが濃厚で楽しめて、一粒食べただけでも満足感を味わえます。

 

■ハウス食品「フルーチェ」

 

 

ハウス食品グループ本社 青木さん:

フルーチェは、発売を開始して 48年目となります。

発売当時は、電車の運賃が 60円の時代に、フルーチェは 150円で売っていたのでちょっと贅沢なデザートとして売り出していました。

現在は、お子様と一緒に、あるいは、お子様だけでも手軽に作ることができるデザートして広く親しまれています。

期間限定品も含めて、直近でもいろいろな味を出しています。

たとえば、ミックスベリーやゴールドキウイ&パインが 1月に発売したばかりの新商品です。

イチゴやミックスピーチが売れ筋商品です。

フルーチェのアレンジ方法の1つとして当社が推しているのは、牛乳と生クリームでアレンジした生クリームフルーチェです。

 

編集部で、青木さんが推していた牛乳と生クリームを1対1でアレンジした いちご生クレームフルーチェを試食しました。

牛乳だけで作ったフルーチェよりも、濃厚さを感じされる味で、食感も柔らかめのふんわりとした感じでした。

 

■農心ジャパン「辛ラーメン」

 

 

ご担当者:

「辛ラーメン」を一工夫、アレンジすることで味わいが変わるということで、3つのメニューを紹介しているブースです。

牛乳を加えたもの、トマトやごはんを加えていたものなどアレンジレシピをホームページや SNSで発信しています。

 

■キユーピー「あえるパスタソースたらこ」

 

 

■理研ビタミン「ノンオイル青じそ」

 

 

ご担当者:

おかげさまで販売開始して 35周年を迎えました。

青じそのパッケージデザインは、葉っぱが下向きで 縦に青じそと書いているデザインがお客様に認識していただくポイントですので、変わらないデザインにしています。

ノンオイルドレッシングの売上が伸びた理由は、メニューの汎用性にあります。

サラダにかける、お豆腐にかける、ちょっと漬け込んでマリネを作る、煮る、焼く、、、とどんどんレシピが広がっていきました。

いろいろなレシピに使えるということで、パッケージに天才調味料というロゴを付けています。

 

■カゴメ「野菜生活」

 

 

■ニューオータニ「SATSUKI」

 

 

■ケンコーマヨネーズ「世界のソース」シリーズ

 

 

ご担当者:

こちらのソースは、基本的には業務用なので、一般のスーパーなどでは販売していません。

 

■農心ジャパン「チャパティ」

 

 

■永谷園「海鮮味焼きピーフン」

 

 

■キユーピー「ごま油&ガーリックドレッシング」

 

 

ご担当者:

ブロッコリーは、茎の部分を切って捨ててしまい、房の部分をお使いの場合が多いと思います。

野菜はまるごと食べないともったないと思いますし、まるごと使い切ることで、地球にもやさしいです。

こちらのブースでは、ブロッコリーの茎を使ったレシピのご提案です。

茎を皮を剥いて、もやしと一緒にレンジアップして、ドレッシングでいただきます。

 

■エスビー食品「S&Bシーズニング」

 

 

ご担当者:

スパイスと調味料をミックスしたパウダー状のシーズニングです。

半世紀ぶりに指定野菜になったブロッコリーがテーマということで、「ブロッコリーのアーリオオーリオ」をご紹介しています。

「ブロッコリーのアーリオオーリオ」は、唐辛子やニンニクがチップになっています。

ブロッコリーをレンジアップして、オイルと「ブロッコリーのアーリオオーリオ」を混ぜ合わせるだけでお召し上がりいただけます。

他にもS&B菜館「中華風ピリ辛ブロッコリー」や FAUCHON「ブロッコリーのハーブマスタード和え」などもあります。

 

 

取材時間の制約があって、展示されたすべての商品について、ご担当者からお話を聞くことができませんでしたが、この夏にも「おいしい博覧会」が開催されるそうなので、次回は、ぜひ時間配分をよく考えて取材&試食をしてレポートできればと思います。

 

(取材協力: PR TIMES、取材: 森川 創)