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>宇宙船とブースターは再利用を想定している。6日の4回目の打ち上げでは、ブースターも姿勢を制御してメキシコ湾の洋上に軟着陸することに成功した。今後は回収して再利用することを計画する。機体の完全再利用を実現できれば、打ち上げコストは劇的に抑えられる。
>スターシップの1回あたりの打ち上げ費用は100万ドル(約1億5000万円)と、従来の100分の1程度になる可能性もある。スペースXの既存の主力ロケット「ファルコン9」では、機体の一部の再利用にとどまっていた。スターシップは高さ約120メートルのロケットで、大型ブースターと宇宙船で構成する。ブースターに33基、宇宙船に6基のエンジンを搭載し、100〜150トンの貨物を運搬できる。