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>「原爆の日」を迎えた6日、広島市の平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれたが、市が今年から導入した公園内の規制強化に「反戦・反核」を訴える団体は反発。市職員による退去命令を拒否し続けたほか、式典開催中には周辺道路でのデモも例年通り実施した。静かな慰霊を妨げかねない言動に、追悼のために記念公園を訪れた人たちからも批判の声があがった。
>原爆ドーム周辺で例年、大規模集会を開いてきた「8・6ヒロシマ大行動実行委員会(大行動)」のメンバーらは前日夜から公園内に滞在し、6日朝になっても市の再三にわたる退去命令を拒否。記念式典が始まった午前8時前後になると、デモのために順次、公園外へ移動。周辺の道路で、拡声器や太鼓を使いながら「岸田(文雄)政権打倒」などと政治的主張を繰り返し、その音は式典会場内にまで響いた。
◇中核派系「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」が市民団体だって?