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>男性は87年12月、父親の死去に伴い土地所有者となった。市建設課や税務課に「市道となった部分はもう民有地ではないから、工事前の面積で課税し続けるのはおかしい」と訴えた。ところが、歴代の担当者は「今は測量調査の予算がない。来年度行う」「旧市時代の話で資料は残っておらず、工事が本当に行われたかどうかも疑問」と繰り返し、測量や課税額の修正に応じなかったという。
>男性は2005年頃から固定資産税の支払いを拒否。県内20市町でつくる「愛媛地方税滞納整理機構」からの納税催告にも応じなかったため、08年10月には自家用車と電子オルガンを差し押さえられた。