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日本政府の「情報管理態勢」が問われる事態が発覚した。機密情報を含む外交公電を在外公館とやりとりする外務省のシステムが2020年、中国からサイバー攻撃を受け、情報漏えいが起きたことが分かった。政府関係者が2月5日、明らかにした。23年には、防衛機密情報を扱うネットワークに20年、中国軍のハッカーが侵入したとの米紙の報道もある。識者は、日本の情報保全態勢の脆弱(ぜいじゃく)さに警鐘を鳴らす。 外交公電 …