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奈良先端科学技術大学院大学のヤリクン・ヤシャイラ准教授は中国科学院などと共同で、海流で発電する深海流速計を開発した。水深4531メートルで実測し有効性を確認した。多地点測定で深海の流れが明らかになれば、海洋生態系が吸収する二酸化炭素(CO2)やプラスチック汚染の評価などの基礎データとして利用できる。 摩擦電気ナノジェネレーター(TENG)という小型発電技術で流速を計りながら電力を確保した。TENG …