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世界で増える認知症の行方に不吉なシグナルが表れた。発端は、想定を超えて患者数が膨らむと分析した英国発の推計だ。欧米のような豊かな国は予防の知識が広まり、認知症のリスクが減るとの楽観論が出ていた。一転して悲観論に傾くかどうかは現時点で専門家の意見は分かれる。ただ、どちらの運命をたどるかわからないだけに、多くの患者やその家族を支える社会を早急に築く必要が出てきた。 認知症の発生率が一転して上昇したとの …