今月4日、連合が公表した春闘の最新の賃上げ率は、平均5.24%となった。先月に続き今回の時点でも5%を上回り、33年ぶりの水準を維持している。しかし、物価上昇の影響で“実質賃金”のマイナスが続くなか、「実感はない」という声も聞こえる。こうした中、春闘での賃上げが給料に反映される新年度を迎えた。“実質賃金”がようやくプラスに転換するのではないかという見方が出てきている。(経済部記者 榎嶋愛理)
今月4日、連合が公表した春闘の最新の賃上げ率は、平均5.24%となった。先月に続き今回の時点でも5%を上回り、33年ぶりの水準を維持している。しかし、物価上昇の影響で“実質賃金”のマイナスが続くなか、「実感はない」という声も聞こえる。こうした中、春闘での賃上げが給料に反映される新年度を迎えた。“実質賃金”がようやくプラスに転換するのではないかという見方が出てきている。(経済部記者 榎嶋愛理)