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AMDは、次世代Ryzen AI PRO 300 “Strix “の発売を10月に控え、Ryzen 370とRyzen 360の2つのバリエーションを準備していると報じられている。

AMDのRyzen AI PRO 300 “Strix “シリーズAPUは今年の第4四半期に発売され、Ryzen 7 SKUも含まれる。

StrixPoint・ラインナップのRyzen AI PRO 300モデルが表面化するのは今回が初めてではなく、PROシリーズの存在だけでなく、Ryzen 9 PRO AI HXやRyzen 7 PRO AIなどのモデルも明らかになった出荷明細書のSKUをいくつか発見している。

しかし、その時点では詳細が限られていたため、次期Ryzen PROシリーズをめぐる不確実性が生じていたが、今は違う。

リーク者のHoang Anh Phu氏は、「Ryzen AI 300」PROシリーズに関する詳細を共有し、AMDがこのラインナップを10月までに発売する予定だと主張した。

これは、出荷目録リークで見た詳細を裏付けるだけでなく、Ryzen 7モデルがRyzen AI PRO 300 “Strix Point “ラインナップに確かに存在し、次期PROシリーズに初登場することを物語っている。

現在のところスペックは不明だが、Ryzen 7 PROモデルは12コア数を搭載すると以前公開されていた。

最上位のRyzen AI 300 SKUが12コアを搭載していることを考えると、ここでは10コアの方が “信憑性 “がある。

Ryzen 8000 PRO APUの発売からわずか2ヵ月後にRyzen AI 300 “PRO” SKUが登場するのは興味深い。

チーム・レッドは、Strix PointシリーズとともにデビューするPROラインアップにさらなる可能性を見出すかもしれないし、成長するAI PC市場を把握するチャンスかもしれない。

AMD Ryzen AI “HX” APU:

CPU 名 アーキテクチャー コア数/
スレッド数
クロック (最大) キャッシュ
(合計)
AI性能 iGPU TDP
Ryzen AI
9 HX 370
Zen 5 / Zen 5C 12/24 2.0 / 5.1 GHz 36 MB / 24 MB L3 80 AI TOPs
(50 TOPS NPU)
Radeon 890M
(16 CU @ 2.9 GHz)
28W (cTDP
15-54W)
Ryzen AI
9 HX PRO 370
Zen 5 / Zen 5C 12/24 2.0 / 5.1 GHz 36 MB / 24 MB L3 80 AI TOPs
(50 TOPS NPU)
Radeon 890M
(16 CU @ 2.9 GHz)
28W (cTDP
15-54W)
Ryzen AI
7 PRO 360
Zen 5 / Zen 5C 12/24? 2.0 / 5.0 GHz 36 MB / 24 MB L3 80 AI TOPs
(50 TOPS NPU)
未定 28W (cTDP
15-54W)
Ryzen AI
7 365
Zen 5 / Zen 5C 10/20 2.0 / 5.0 GHz 30 MB / 20 MB L3 80 AI TOPs
(50 TOPS NPU)
Radeon 880M
(12 CU @ 2.9 GHz)
28W (cTDP
15-54W)
Ryzen AI
7 HX 350?
Zen 5 / Zen 5C 8/16 未定 24 MB / 16 MB L3 80 AI TOPs
(50 TOPS NPU)
12 RDNA 3+ CUs? 28W (cTDP
15-54W)
Ryzen AI
5 HX 330?
Zen 5 / Zen 5C 6/12 未定 20 MB / 12 MB L3 80 AI TOPs
(50 TOPS NPU)
8 RDNA 3+ CUs? 28W (cTDP
15-54W)

ソース:wccftech – AMD Ryzen AI PRO 300 APUs To Debut In October In AI 9 HX PRO 370 & AI 7 PRO 360 Variants

 

 

 

解説:

Ryzen AI PROが10月に発売

今回は業務向けのPRO版の発売予定ですね。

10月に発売予定ということでAI PCのラインナップが着々とそろっています。

自作erとしてはデスクトップ版のStrix Pointも早く発売していただきたいところです。

特に12コア版はAMDとしては初の高性能型ハイブリッドになるはずで、処理内容によってはRyzen 9 9700Xよりも快適になる可能性もありますね。

NPU+ハイブリッドとすでにAPUはデスクトップ版より先進的なスペックを手に入れています。

AI技術がこのまま正常進化していけば、どこかの段階でデスクトップを超えていく可能性もあるのではないかと思います。

特にAMDはRadeonのAIソフトウェアの整備が遅れています。

そこにマイクロソフトがソフトウェア側を整備するCopilot+ができたわけですから、どちらが先にAIソフトウェアを整備されるのかわからない状況といってもよいでしょう。

4年で1000倍になるといわれているAIの性能ですから、先に整備された側が遅れた側を圧倒してもおかしくはありません。

 

 

 

 

Ryzen 7000X3Dシリーズ(Socket AM5)

 

Ryzen 7000シリーズ(Socket AM5)

 

Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)

 

Ryzen 5000/4000シリーズ

 

 

 

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