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科学者たちが協力して巨大なプロジェクトを遂行するとき、実は踏まえておくべき論点がある。それは、互いの発する用語のズレと各々の目的、についてである。科学技術社会学の専門家、福島真人氏が解説する。 同じ「コミュニティ」においても用語の意味や関心領域にはズレがある かつてSTSの国際会議で、がんの研究体制が近年組織化される過程を分析した発表を聞いたことがある。発表者は社会学者だが、医学者自身の分析の様子 …