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富士通と大阪大学は8月28日、従来の想定よりも小規模な6万量子ビットの量子コンピューターにおいて、現行機種の計算速度を超える「量子優位性」の達成が可能となる新たな技術を開発したと発表した。共同で開発している「STARアーキテクチャ」を改善。2030年ごろの実用化に道筋を開いた。 (大向琴音) 量子コンピューターは、原理的には現行機種で計算困難な量子化学計算や複雑な計算が可能。しかし、量子ビットの状 …