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北海道大学の卞志平大学院生と太田裕道教授、大阪大学の李好博助教らは、熱の伝わりやすさを電気的に切り替えられる全固体熱トランジスタの制御幅を拡大した。1メートルケルビン当たり1・7―6・0ワットと制御幅が3・5倍になった。熱トランジスタの大規模化を進め、廃熱の熱流制御などに提案していく。 全固体熱トランジスタの実験イメージ ランタン・ニッケル酸化物を280度Cで電気化学的に酸化還元して熱伝導率を切り …